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「美の祭典」でメロディー洋子が語った、メイクの楽しみ方

  • 2017.11.30
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上質な美を発信し続けるハースト婦人画報社が開催する、国内最大級の美の祭典「ハースト ビューティ フェスティバル2017」。今年は11月11日(土)に、六本木の東京ミッドタウン ホール&カンファレンス・アトリウムにて開催されました。

2年目を迎えた今年は「Love yourself(ラブ ユアセルフ)」をテーマに、全26メディアが参加し、昨年よりスケールアップ! 各メディアの視点から展開する個性豊かな約20のステージやブース、著名人や美のプロよるトークショーやメークアップショーなど多彩なプログラムから、学び、体験できる美の祭典に、今年はなんと約5500人が来場しました。

今回、コスモポリタンからは初代カバーガールのメロディー洋子さんと雑誌や広告など国内外で活躍するメイクアップアーティストのMaki Iharaさんがメインステージに登場。イベントシーズンにぴったりな海外トレンドメイクを紹介してもらいました!

メイクアップアーティストのMaki Iharaさん(左)、メロディー洋子さん(中)


―今シーズン、海外のトレンドはどんなものですか?

Maki Ihara(以下、Maki):海外のファッションショーや最新の雑誌では、"万人受け"というよりも個性のあるモデルさんをキャスティングすることが多く、モデルさんの個性を生かしてブランドの世界観を表現することが多くなっています。メイクでは、今日メロディーさんにしていただいているグリッターのキラキラアイラインがトレンドです。アメリカの『コスモポリタン』でも取り入れられていますし、NYコレクションでもグリッターやカラフルなメイクだったり、ロンドンやミラノコレクションでもマットリップをアクセントに使っていたり、「遊びのあるメイク」が戻ってきた感じです。

メロディー洋子(以下、メロディー):私がたぶん中学生くらいのときに、グリッターメイクが流行っていたことを思い出しますね。懐かしい思い出があるメイクを、今また大人な感じでできるのがすごくうれしいです。マットリップは普段けっこう使っていますよ。マットって、唇がナチュラルできれいに見えるんですよね。しっかりリップラインを描くと、唇も大きく見えるので、立体的でグラマラスでセクシーになります。

―インターナショナルな背景をお持ちのメロディーさんですが、「メイク」はどのように楽しまれていますか?

メロディー:モデルという職業上、普段は肌を休めるために、できるだけすっぴんでいるようにしているんですけど、パーティやイベントがあるときは、「遊びのある楽しいメイク」をしたくなりますね。私、グリッターが大好きなんです! (供しているような)キャットアイのグリッターは初めてだったんですけど、目の形もキレイに見えて、重くもならないですし、目をパチパチするだけでキラっとするのが、すごく楽しいですね。それに、みんながすごく目を見てくれます。

最近では友達のお誕生日会でリップを紫にしてみたんです! その友達が30歳になったので、もうプリンセスじゃなくて、「クイーン=大人の女性」になったという意味で、クイーンがテーマのパーティだったんですけど、みんなでクラウンをつけて、すごく盛り上がりましたよ。あとメイクで遊ぶイベントといえば、バチェロレッテパーティ。海外では結婚する前にシングル最後の日を女性の友達だけで楽しむんですけど、そういうときはテーマを作って、洋服のスタイリングもメイクもカラフルにしますね!


―とっても楽しそうですね! Makiさん、これからパーティやイベントが増える時期ですが楽しむコツはありますか?

Maki:今メロディーさんがされているようなグリッター使いはトレンドですし、おすすめですね。目元がキラキラなので、口元は流行りのマットにと質感を組み合わせるのもおもしろいと思います。マットリップの色はベージュなど肌なじみのいいものが人気ですね。レッドもいいと思いますが、マットで全体に付けてしまうとすごく目立ってしまうので、指でポンポンしてつけるくらいが、かわいいかもしれません。

大事なのは衣裳とのバランスだと思います。真っ黒だったらちょっと華やかにするとか。今日はメロディーさんのドレスの色とメイクを合わせていますけど、コスモポリタンのカラーでもあるので、ピンクをチョイスしました。パーティに行くとなるとおしゃれして、アクセサリーも変えると思うので、その感覚でメイクもどんどん変えて、楽しむといいのかなと思いますね。


―ついつい毎日同じメイクをしてしまいがちですが、新しい色やメイクに挑戦するためのアドバイスはありますか?

Maki:トレンドをちょっと意識するだけで、いつもの自分のメイクから脱することができますよ。自分らしくいろんなメイクにトライすることで、自分の顔の特徴やいいところもわかって、自分をもっと好きになれると思います。まさに今回のイベントのテーマ「Love Youself」ですよね。

最初は自分が普段使っているもの、たとえば黒いライナーを使っているなら、黒いラメからトライするとか、いつも自分がやっているものにちょっとプラスくらいから始めると、試しやすいと思います。

メロディー:たまに新しいメイクをして外出すると、すごく緊張してしまって「今日のメイク、大丈夫かな?」って、鏡で何度もチェックしてしまうんです。だから私は人が見ていないところで一度、試してみるようにしています。お家でひとり、パーティしながら(笑)、そのメイクで過ごしてみるんです。それで好きだとわかれば、外でも自然になると思います。

いちばん楽しく試せるのは、友達といるときですね。「Fun Fearless Female」なコスモポリタンのコンセプトのとおり、友達がやっているメイクが好きだったら、自分もトライしてみる。私の友達にすごくゴージャスなメイクができる子がいるんですけど、彼女にお願いすると全然違う顔になります! 友達にメイクしてもらうのって、緊張もしないし、すごくおもしろくて、楽しいですよ。メイクって塗っている感じが、ちょっとアートみたいですよね。自分でもピカソになった気分で、顔を作ってみるといいと思います(笑)。

―最後に会場の皆さんにメッセージをお願いします。

Maki:トレンドも大事ですけど、自分らしくメイクするというのがいちばんだと思うので、トレンドをちょっと取り入れつつ、新しい自分に挑戦してもらえたらと思います。

メロディー:この最後のメッセージがいつも緊張して、一番難しいんですけど(笑)、みなさん、今日というステキな1日も、メイクも、人生も楽しんでください! 今日は本当にありがとうございました。

ステージではMakiさんが実際にプロのテクニックも披露。完成したメイクでチャーイングな魅力全開でウォーキングしてくれたメロディーさんに、会場から「かわいい~❤」とため息まじりの歓声が。


ショー終了後のバックステージでのインタビューでは、「メロディーさんにとって美とは?」という質問に「私にとって美は魂ですね。インナーソウル、ハート、ラブ、ライト、自分の中の光。美は中から出るものだと思うので、それを大事にしてほしいです。自分の中にいっぱい愛情を入れてあげれば、中から美しくなれるし、内面の美しさが外見にも現れると思います」と締めくくってくれました。

「Fun Fearless Female」のとおり、コスモが目指したいのは、メイクだって失敗を恐れずに楽しめる女性。まずはメロディーさんが実践してくれた海外トレンドメイクを、年末のイベントやパーティでトライしてみて!


11月11日12:00から19:30まで開催された「1日限りの美の祭典」。事前チケット購入者の入場後、会場入り口はイベント終盤まで、長蛇の列が続く大盛況ぶり。ビューティ、ヘルスケア、ウェルネス、フードなどをテーマにした4つのイベント会場が来場者で賑わいました。

ラグジュアリーブランドや話題のビューティアイテムが集結したタッチ&トライエリアでは、メロディーさんが顔を務める美容ブランド「ザ ベガス」のブースも。実際に小型美顔器を使った簡単な小顔体験やサロン専売品のオリジナル化粧品を試すこともできて、来場者たちも大満足だったよう。

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