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おいしさを引き出す料理の基本。レンコンを上手に調理するコツ

  • 2017.11.14
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レンコンは変色しやすいので下処理が重要

煮物はもちろん、きんぴらや挟み揚げなど、いろいろな食べ方ができるレンコン。調理の仕方次第で、シャキシャキした歯ごたえやもっちりした食感が楽しめるのも魅力です。

レンコンはアクが強いため、間違った方法で調理をすると、料理の見た目に影響が出てしまうこともあります。レンコンを変色させないための方法など、下ごしらえでのポイントをしっかり覚えておきましょう。

ピーラーで素早く皮を剥く

レンコンの皮はピーラーを使って剥いていきます。レンコンは丸くなっていて皮が剥きにくい部分もあるため、ピーラーで指を切らないように注意しましょう。

レンコンはアクが多く、空気に触れるとすぐに黒っぽく変色してしまうのが特徴。レンコンが変色してしまわないうちに、皮を素早く剥いたら、すぐに次の工程に入ります。

切ったらすぐ水につける

皮を剥き終わったら、用途に合わせて輪切りや縦切り、乱切りなどにします。切ったあとは、変色を防ぐため、すぐに水につけましょう。

輪切りの場合はレンコンを横に置き、端から好みの厚さに切っていきます。縦切りの場合は、レンコンを立てて薄切りにしてから、それを寝かせて縦長に切りましょう。

乱切りの場合はまずレンコンを縦半分に切り、平らな面を下にします。あとは、端から斜めに包丁を入れ、大きさをそろえてカット。このとき、レンコンを回すように少しずつ動かしていくのがポイントです。

酢を入れて水から茹でる

レンコンを厚めに切って調理する場合は、最後に下茹でをします。お鍋にレンコンを入れたら、水をひたひたになるくらい入れてください。

ここでポイントとなるのが、水の中に酢を入れることです。酢を入れることで、レンコンの変色を防ぎ、白いきれいな色を保てます。

そのまま3分ほど茹でれば、下ごしらえは完了です。せっかくの食感を損なわないためにも、茹ですぎには注意しましょう。

ポイントをおさえてレンコンを調理しよう

レンコンを調理する場合は、素早く水にひたして、なるべく空気に触れる時間を短くするのがポイントです。また酢をうまく利用することでも、レンコンの変色を防ぐことができます。

レンコンは、おせち料理などにも欠かせない食材のひとつ。ぜひ下ごしらえでのポイントを覚えて、おいしいレンコン料理に挑戦してみてください。

監修/Niki・B・Shun

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