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こんなのいつもの自分じゃない!生理期間のイライラを静める食生活とは

  • 2017.11.12
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生理前~生理中は、「いつもはこれくらいで怒らないのに」と無性にイライラする気持ちを抱えて過ごす方が少なくありません。なかには、「友達・彼氏と喧嘩してしまった」「会社の後輩をきつく叱ってしまった」など、“いつもと違う自分”とうまく付き合えずに反省・後悔している方もいるでしょう。そんな期間が毎月10日近くも続く女性って、本当に大変ですよね。では、このイライラした気持ちはどう静めたらよいのでしょうか。
今回は、ビューティーフードアドバイザーである筆者が、生理期間のイライラを静める食生活についてお話ししていきたいと思います。
 

気持ちを静めるには“ギャバ”

カボチャやトマト、ナス、玄米、甘夏、発酵食品などに含まれるギャバ。このギャバには、神経の興奮を抑えて精神ストレスを緩和させる働きがあると言われています。イライラを静めてリラックスしたいときに摂るのはもちろん、生理前から生理中は計画的にこれらの食材を献立に取り入れて落ち着いた心で過ごすための役に立ててみてください。
ただし、ナスやトマトは体を内側から冷やす“陰”の特性を持つ食材なので、加熱調理をしたり摂りすぎたりしないような工夫が必要です。
 

朝食またはおやつにバナナ

セロトニンというホルモンを活性化してあげることも、イライラを静めるのに効果的です。セロトニンは、トリプトファンやビタミンB6が材料となって作り出されるので、これらを含むバナナを摂ることをオススメします。食欲がない朝やちょっと小腹が空いたときのおやつにしてみては。
バナナのほかには、大豆やチーズ、ヨーグルトなどにも含まれるので覚えておくとよいでしょう。
 

甘い物の摂りすぎにも注意

白砂糖の摂りすぎは精神のゆらぎを招くと言われています。甘いお菓子や飲み物が好きな方は、普段から摂取量を減らすことを心がけるとよいでしょう。どうしても甘い物が摂りたいときは、はちみつやメープルシロップ、シナモンパウダーで代用することから始めてみるのも手です。
ドライフルーツやナッツの自然で優しい甘さも砂糖の摂取量を減らす手助けになるので、バッグの中に忍ばせておいてもよいかも。
 
生理期間のイライラは、腹痛や腰痛、頭痛、過食といったそのほかの不調とバッティングしてカーッと火が付きやすく静まりにくいですよね。
心を穏やかに安定した状態で過ごすためにも、上記の食生活を参考にしてみてくださいね。
こんなのいつもの自分じゃない!生理期間のイライラを静める食生活とははWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

高木沙織

“美容”と“食”には密接な関係があることから、複数の「食」に関する資格を取得。イベント講師・執筆に携わる一方ヨガインストラクターとしても活動し、多角的に健康美作りをサポートする。

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