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ひそかなブーム!あなたもお灸で簡単「温活」しませんか?

  • 2017.11.10
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お灸のイメージは、”熱い”・”跡が残りそう”・”お年寄りがするもの”というイメージでしたが、最近では、ひそかに若い女性の間でブームになっているのです。
お灸は、簡単にひとりでもでき、煙が出ないタイプのものや火を使わないもの、アロマの香りのもの、熱さも弱いものから強いものまで選べたり、さまざまな種類があります。お灸には、身体の不調を改善するだけでなく、癒し効果もあるのです。

 

そもそもお灸とは……?

お灸の起源は、2000年以上前に古代中国の北部地方で発祥したとされている東洋医学のひとつです。

日本には、6世紀ごろ仏教とともに伝わったとされ、以来民間療法として広がっていったようです。

お灸は、一般的に経穴(ツボ)と呼ばれる部位に”モグサ”を置いて火をつけ、その温熱刺激によって、体調を整える治療方法です。
 

なぜ?お灸は女性に人気なの?

”冷えは万病のもと”と言われていますが、年間を通して”冷え”で悩んでいる女性はとても多いようです。
身体が冷えると、生理痛、生理不順、頭痛やむくみ、便秘やだるさ、不安感などさまざまな不調がおきてきます。
お灸はそんな不調を、モグサによる温熱刺激によって、血液やリンパの流れを改善し血行を良くして冷え性を改善する効果があると言われているのです。
また、お灸には血液中の赤血球を増やす造血作用や、ツボを温めることで、白血球が増え免疫力を高めることもわかっています。
またお灸は健康だけでなく、”美肌効果”・”ダイエット効果”もアップさせてくれます。このような効果があり、簡単にできるお灸、自宅でお灸する”お灸女子”が増えているのもわかっていただけますよね。
 

美肌効果&ダイエット効果

お灸のポイントは、”温める”

血行が悪いと、酸素や栄養が肌の細胞に行きわたらなくなり、ターンオーバーが乱れ、くすみ・しみ・クマなどのトラブルが目立つようになります。

お灸で温めることにより、血行促進することで毛細血管にしっかり血液が流れ、くすみ・しみ・クマなどのトラブルを解消してくれるのです。

また、血行促進することで基礎代謝が上がり、太りにくい身体を作ることができます。(お灸をしたからといって、すぐ体重が減るということはありません。エネルギー効率の良い身体になっていくのです。)
 

女性の不調を改善するツボ

1.陰交

おへその中央から親指の幅1本下がったところにあるツボ。

生理痛、生理不順などの婦人科系の不調やお腹が冷えている時などにオススメです。
2.血海

膝の皿の上から指3本分上にいったところにあるツボ。

血流を良くするためのツボなので冷え性の方にオススメです。
3.三陰交

足首の上部にあるツボで、内側のくるぶしに小指を置いて人差し指が当たる高さで骨の少し後ろ側です。

生理痛、冷え性、更年期障害などにオススメです。
 

お灸をするタイミングは?

いつしても構いませんが、お灸は血行を良くすることが目的なので、お風呂の前後や、食事の直後、お酒を飲んだ後、発熱時などは避けましょう。

今やお灸はドラックストアやインターネットで簡単に購入できます。例えば、お灸の下に台座がついたものや、火を使わないものなどいろいろあります。これから益々寒くなる季節、お灸でほっこり温活してみて下さい。
ひそかなブーム!あなたもお灸で簡単「温活」しませんか?はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

a.kumi

「コスメライセンススクール広島校」・「Beautystudio Gaiiery」の代表をしており、長年美容業界で携えた知識と技術で年齢に抗うことより心身ともに健康で美しく年を重ねる提案を発信中。

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