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芸能人だって育休取得!赤裸々な姿が話題に

  • 2017.11.1
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こんにちは。ママライターのマエジマシホです。

少子化と言われて久しいですが、たとえ子どもがひとりであっても子育ては親にとって楽なことではありませんね。

それに一般のご家庭では、夫婦のうちどちらかが家計を担い、どちらかが家庭を守るというパターンは少なくなっています。

共働きの場合、理想をいえば家事も育児も仕事を分担しているのと同じように分担したいところですね。

しかし現状では、やはりママの家事育児負担の割合が多いという声がよく聞かれます。

では、一般の家庭とは違う働き方の芸能人のご家庭ではどうなのでしょうか。

今回は5人以上のお子さんがいらっしゃる芸能人のご家庭の子育て事情を詳しく見ていく中で、一般家庭でも参考にできることがないか探していきます。

●『イクメン』を浸透させた先駆者、つるの剛士さん

子だくさんの芸能人と言えば、個人的にはつるの剛士さんを思い浮かべます。

つるの剛士さんで印象的だったのは、第4子となる3女が誕生するタイミングで育児休暇を取ると発表したことでした。

一般のサラリーマンと異なり、仕事が保証されていない芸能人の方々が育休を取ることに業界では批判的な意見が多かったそうです。

しかし世間では、つるのさんの愛と勇気あふれるこの行動に賞賛の声が相次ぎましたね。

つるのさんの奥様はその時すでに3人の子育て経験があったわけです。

なので、もし仕事に邁進して家庭のことを顧みる余裕をもっていなければ、奥様が子育てについてどんな苦労をしているかを知る余地はなかった でしょう。

むしろ『4人目だから余裕だね』と考えたかもしれません。

でも、つるのさんは奥さまのことをちゃんと見ていました。だからこそ、4人目の子育てはこれまでよりも大変になると理解していたのです。

事務所に相談しなかったことで、業界的には責められるところもあるのかもしれません。

しかし結果的に育休を取ったつるのさんのお仕事が復帰後に途絶えることはありませんでした。

そして、つるのさんは6年後、第5子の出産に際して再び育休を取りました。

●つるのさんのブログに子育てのヒントがあふれている

つるのさんの素晴らしいところは、

『子育てってこんなに素晴らしい!』

『育休サイコー!イクメン、サイコー!』

といった情報を一切発信しなかったことです。

二度目の育休中に切々と発信されたSNSからは、子育ての苦労が伺えるものばかりでした。

つるのさんのブログから引用すると、

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完全に家の中が中心になりエプロンが私服、戦闘服と化した一ヶ月。
気づいたら一度もヘアセット、コンタクトレンズをしなかった一ヶ月。
殆ど人にも会わず毎日家族と一緒だった一ヶ月。。
今は早く仕事したい気持ちと正直寂しい気持ちとで
心中裏腹です。

**********

これを読んで、共感しないママさんはいないのではないでしょうか。

人に見られるのがお仕事の芸能人の方なら、発信する情報をいくらでもコントロールできます。

良い面だけを見せることもできるはずです。

それなのに、なりふり構わず子育てに奔走している姿勢を見せた ことが、つるのさんの芸能人としての商品価値、つまり好感度を急上昇させることになりました。

つるのさんはご自身のブログで、以下のように子育ての苦労をタグで綴っています。

●#プリントを朝出すな

2回目の育休当時、プリントを出すお子さんが3人いらっしゃいました。ひとりでも出し忘れると悲劇ですね。

●#コップなるべく洗いたくないから回し飲み

お子さん4人がそれぞれにコップを使うと、コップだけでシンクがいっぱいになってしまいます。わかり過ぎます。

●#残してきたら泣く

早朝に起きてたくさんのお弁当を作るわけですから、残さず食べて欲しいですよね。

●#父乳出ろ出ろ出ろ

新生児の子育てに関してパパさんたちが最もハードルが高いと感じるのがこの問題です。ママさんにとっても哺乳瓶の消毒や洗浄は意外と面倒ですよね。

●#何度も言うが人の料理が食べたい

子だくさんのご家庭じゃなくても常備菜を作ったりお弁当の下ごしらえをしていると、キッチンにいる時間が一日の中で最も長かった、ということがあります。なのに、作っているのはほとんど家族のごはんというわけです。

●#時間に追われて目的達成できない消化不良感

やりたいことや、やらなくてはいけないことはたくさんあるのに、疲れて身体が動かない、ということが個人的に一番多いパターンです。
ワーキングママさんはやることが多すぎて単純に時間が足りない、というパターンでしょうか。

●#いつも楽しむための発想の転換

子どもが汚してしまっても、怒りたくなっても何とかこの惨憺たる状況を楽しもうと努力するんです。怒りたくて怒っている人はいません。

●#帰って来たらこっ酷く叱る!

いつも楽しみたいと思っていても、怒らないといけない状況もあります。怒っても良いと思います。親だって人間ですからね。
つるのさんのようにまずノートなどに書くようにするとちょっと怒りが治まるのかもしれません。

#寝て
#泣いて
#おっぱい飲んで
#ブリブリブリ〜
#吐いて
#寝て、、
#エンドレス

これぞ新生児ですが、一時も休めないのが困るところです。どんな表情でも新生児は可愛いですけどね。

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子育てにお手本はありません。

お隣さんやお友達がうまく行っている方法でも自分と自分の子どもに通用するかは分かりません。

自分で自分と子どもなりの子育ての方法を模索していくしかないのです。

つるのさんのおかげで芸能人ですら、一般の私たちと同じように子育てには苦労しているとが分かりましたよね。

また、隣の芝生は青く見えること、ストレスを吐き出す場所が不可欠 なことも分かりました。

大切なことは、子育てをする人が自分らしくいることと、子どもに『愛してるよ』と日々の行動や言葉で伝えてあげることだと思うのです。

【参考リンク】
・つるの剛士 公式ブログ – 一ヶ月の家庭休業(育休)を終えて。 – Powered by LINE
https://lineblog.me/tsurunotakeshi/archives/7833504.html
・「育休で気付いたこと」一ヶ月つるの剛士さんが書き綴ったリストに共感の声 – grape [グレイプ]

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