二股も当たり前!? 婚活サイトだけを使っても結婚できないワケ

【相談者:30代男性】

婚活を考えている30代半ばの派遣社員です。20代のころは付き合っていた女性もいたのですが、30を超えてからは途絶えてしまって、これは自然の出会いでは無理だなと悟りました。知人に、「婚活サイトが気軽だよ」と言われたのでやってみようと思っているんですが、注意しなければならないことがあったら教えてください。

●A. “婚活サイト”オンリーの婚活は危ういかもしれません。

こんにちは。婚活難民救済カウンセラーの上枝まゆみです。

最近の男性は謙虚なのか、なかなか自ら進んで、「婚活をしないと!」と思われる方の比率が多くありません。30代後半でも40代になっても“自然な出会い”を待ち望んでいる人が多いのか、「婚活までして出会わなくても……」と考えているのか、わかりかねる部分ではあります。

そんな中、アナタのように、「婚活しなきゃ!」と考えている男性は頼もしいですし、私も職業柄、応援したい気持ちでいっぱいです。ただ、プロの意見を言わせていただくと、30代も半ばを過ぎて、“婚活サイト”だけに頼った婚活は、少し危ういかもしれませんよ。

●データから見る婚活サイトの実情

まずは、国内最大級と言われている婚活サイト『エキサイト』の地域別会員比率のデータをご覧ください。

・北海道……男性/2%、女性/2%

・東北……男性/4%、女性/3%

・関東……男性/53%、女性/52%

・甲信越……男性/2%、女性/2%

・北陸……男性/2%、女性/1%

・東海……男性/13%、女性/9%

・近畿……男性/14%、女性/20%

・中国……男性/3%、女性/3%

・四国……男性/1%、女性/1%

・九州・沖縄……男性/5%、女性/6%

・海外……男性/1%、女性/1%

見ていただくとわかると思いますが、東京や大阪など都会の会員数は多いのですが、それ以外は10%に満たないどころか、1%という地域もあります。

アナタが女性ならば、婚活して都会へ嫁ぐというのもアリでしょうけど、男性としては、なかなか結婚のために県外へ行くという決断は難しいのではないでしょうか? そうすると、格段に少ない会員の中から出会いを探さなくてはならないということになりますね。

2014年12月24日の時点で、エキサイトの総会員数は220,981名。うち、活動会員数は25,511名とあります。たとえば、アナタが徳島県の人だと仮定して、申し込み可能人数が何人かというのを単純計算してみますと、四国の比率の25%として約60名。

「60名も対象者がいるのか!」と喜ぶのは早いですよ。60名のうち、アナタの対象となる女性の人数が何人いるのか。あくまでも仮定ですが、年齢的に対象となるのが半分として、約30名。そこから容姿やスタイルの好みで振り分けて半分として約15名。さらに趣味嗜好なども考慮して10名。ここで、アナタがモーションをかけるべき対象が10名前後と仮定できます。

ただし、これは一方的にアナタ側の条件で絞り込んだだけの数字。お相手側にも条件があります。10名の対象者の中で、アナタのような男性を条件として掲げている女性が、何人いることでしょう?

今回は、『エキサイト』のデータから推測しましたが、他のネット婚活サイトでも地域格差は同様か、もっとひどい状態もあることの覚悟は必要です。

●数字には表れないサイト婚活特有の注意点

“婚活サイト”というのは、経験してみて初めてわかる特有の世界です。自然の出会いの場合、ステディな相手がいれば、他に相手を探すことはしないものですが(浮気性の人は別として)、婚活サイトの出会いの場合、交際相手がいたとしても、更なる出会いを求めてしまう人が少なくありません。

サイトで良い人と出会って交際に入っても、結婚しない限りサイト登録は継続になっていますから、異性からのアプローチはいつでも受け入れられる状態にあります。後続アプローチの異性が、今お付き合いしている相手より条件などが良かった場合は、二股にかけて見比べてしまうという事態が発生してしまうんですね。

結婚相談所などの場合は、交際中に新たなお見合い相手を紹介することは、特別な事情がない限りありませんが、婚活サイトには人の手が入りませんから、個人の考え方で自由に二股・三股が可能なのです。

●気軽だからこそ難しいサイト婚活

アナタの知人が、「気軽」と表現した通り、ネットで登録して身分証明書さえ提示すれば、誰でもいつでも登録して婚活ができます。ということは、“婚活”に対して“気軽に考えている”人が多く登録しているということです。

結婚相談所など、そこそこの料金が必要な婚活の場合、男性も女性も真剣そのものです。ところが婚活サイトの場合、「まだそんなに焦ってないけど試しに登録だけしておこう」というような人もいます。そういう人はよほど自分の理想の相手でない限り、リアルに会って交際しようなどとは思いません。

さらに、既婚者が紛れていたり、悪用しようとしている人だって、ゼロではないのです。

●人の手が入らない検索システムの厳しさ

サイト登録をするとわかると思いますが、アタックする相手を探すときは、コンピュータで理想の条件を入力して検索をかけるのが普通です。

たとえば、アナタが検索をかけるとして、“年齢は25歳~30歳”、“身長は155cm~165cm”と条件付けたとします。すると、当然24歳の女性は出てきませんし、166㎝の女性も見えません。たった年齢が1歳違うだけ、身長が1cm違うだけで、アナタにピッタリの人がいるかもしれないのに、コンピュータ検索ではそんな融通をきかせてはもらえないのです。

また、1枚の登録画像だけで容姿を判断してしまうのも怖いところ。写真というのは往々にして緊張した表情ですから、プロにでも撮ってもらわないと、なかなか良い表情では写らないものです。リアルではとても明るく素敵な人が、写真写りが悪いだけで、どんどん却下されてしまうのが、サイト婚活の世界なのです。

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以上、注意点をたくさん書きましたが、サイト婚活から成婚して幸せになっているカップルももちろんいます。ですから、全く婚活の選択肢から外してしまうのではなく、他の婚活方法と併用して使うというのがお勧めのスタイルです。

他の婚活方法と併用すると、専門家の意見が気軽に聞けたり、リアルに婚活している仲間と出会えたりして、“婚活界”の情報交換ができます。その情報をサイト婚活の方にも活かしていくと、サイト婚活の成功率も少しずつ上がってくるようになりますからね。

注意点を踏まえて防御し、積極的に情報を仕入れて攻撃し、“婚活界”というアドベンチャーに立ち向かう勇者となって頑張ってください。

【参考リンク】

・婚カツ中の会員データ | エキサイト恋愛結婚(http://wedding.excite.co.jp/service/userdata/)

(ライタープロフィール)

上枝まゆみ(婚活難民救済カウンセラー)/元大手結婚相談所のアドバイザー。大手の営利優先主義に疑問を持ち、個人で仲人業を始める。過去に大手興信所のカウンセラーも経験しており、婚活だけに突出せず恋愛や結婚、さらに離婚問題に対しても幅広い感心を持つ。娘が中学時代にひきこもりになったことで、「病み系」や「中二病」といわれる音楽や文学にも知識を広げている。20代の頃に集英社『月刊コバルト』で短編新人賞佳作受賞。

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