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【男子のホンネ】「わたしのカラダだけが目当てなの?」と言われた男子のホンネとは?

  • 2017.10.25
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「ヤル・ヤラない」で男子と押し問答を続けた結果、彼女が「あなたってさあ、わたしのカラダだけが目当てなの?」と言い、彼は「そんなことはない、それは誤解だよ」なんて言い、彼女は「ウソばっかり! もう終電が行ってしまうから今日はとりあえず帰るね」なんて言う…まあ、若いふたりにありがちな光景だろうと思います。
これって、女子が男子の気持ちを誤解しているってことなんですよね、と書くと、全国の女子を敵にまわしてしまうことになるかもしれませんが。

男って昔から「寝たらハマる」生き物

女子のなかにも「男子のカラダだけが目当て」な人っていますよね。
たとえば超タイプのイケメンに出会ったとき、「わたしはこんな超イケメンを攻略できるほどの女かどうか」をたしかめるために、彼にうまく言い寄って彼と寝る。で、1回寝たあと、もう2度とこの彼とは寝ない女子とか。
「こんなイケメンにわたしのカラダが通用するかどうか試してみたかった」とか「彼と寝たあと、彼がわたしにハマって追いかけてくることに優越を感じたかった」とか、いわばゲーム感覚の女子(と言えば女子に失礼かもしれませんが)。
男子って一般的に、1度寝たら情が入ってしまう生き物ではないかと思います。
だから風俗店で1回エッチしただけの相手にハマっていくのです。
なにも極端な話ではなく、明治時代や大正、昭和初期のいわゆる古典文学に、プロの女性にハマっていく男の姿が描かれ、それがあろうことか(?)歴史に残る名作として今でも多くの読者の支持を得ているわけです。
プロの女性にどんどんハマっていく文学のくだりって、大学受験用のテキストに採用できないから知らない人も多いのかもしれませんが、男って相手がプロであれ素人であれ、昔から「寝たらハマる」生き物なわけですよ。

どこかしら遠い目をするのが男

おそらく「ヤる・ヤラない」で押し問答している今の男子だって、「1度ヤッたら彼女のことをポイ捨てしてやろう」なんて、ある種の女子が思っているようなことを思っていないはずなんですよね。
それが証拠に、「ヤラして」「イヤだ」と押し問答し続けた結果、どうにかヤれた男子があとになって、「あの子と寝ることはできたけど、何回かヤッたら音信不通になった」と、「すごく」悲しんでいるわけですよ。
「彼女のことは適当に遊べる相手としか思っていなかったから、彼女と数回エッチできてそのあと音信不通になっても、まあしかたないか。さあ、次の女を探そう!」と割り切れないんですよね。
だから悲しい顔をして、男同士で酒を飲んでいるときに、どこかしら遠い目をしているわけです。

男心を誤解しているんですってば

「ヤル・ヤラない」で押し問答をした結果、ヤレなかった男子は…いつまでもヤレなかった女子のことを覚えていたりします。
「あのとき、おれがあと一歩、彼女のことを押していればヤレたかもしれない。あんなにいい女とヤレていたら、今頃おれはもっと男としてじぶんに自信を持って堂々と生きているにちがいない」なんてことを、いつまでも思っているわけです。
たとえば18歳の出来事を50歳になっても覚えているのです。

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100%カラダだけが目当てという鬼畜みたいな男も、世の中にはいるはずですが、多くの男子はカラダ「も」目当てです。
好きになった女子のすべてを知りたいし、すべてを受け入れてほしいと思っているわけです。
すべてというのはカラダだけではなく、本当にすべてです。
だから「カラダだけが目当てじゃないって、そんなのウソに決まってるじゃん! もう終電が行ってしまうから今日はとりあえず帰るね」なんてことをしれっと言う女子は、男心を誤解しているんですってば。(ひとみしょう/文筆家)

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