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職人の気遣いが光る!名店の技を受け継ぐ”寿司の芸術”

  • 2017.10.24
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優しい笑顔の大将が印象的!居心地の良い空間

東京・西五反田の「なかのや」は、静けさに包まれた住宅街の一角にあります。薄いクリーム色に塗られた外観は、無駄を排したミニマルなデザイン。入口にのれんがかかり、壁には看板が掲げられています。

お店の中はカウンター席がメインで、4人がけと2人がけのテーブル席がひとつずつ。カウンターの中では大将が優しい笑顔で出迎えてくれます。店内は清潔に保たれていて、落ち着いた大人の空間です。

目黒の名店の技を継承!

目黒で50年以上続く老舗寿司店で学んだ技術をもって、自分の思うことをやってみたいと、2012年に独立。店名は、大将の故郷の屋号から付けたそうです。お店を切り盛りするのは大将夫婦が中心で、家庭的な雰囲気が漂います。

お寿司は定番のネタから、他ではなかなか食べられないネタまでさまざま。ネタの仕入れも、その時どきのおいしいところから仕入れるというこだわりようです。お酒の種類も豊富で、ピッタリのおつまみも揃います。

職人技を楽しめる逸品「季節のおすすめにぎり」

「なかのや」のお寿司で注文したいのが、「季節のおすすめにぎり」です。にぎりのネタは、その時によって変わります。

ある時のネタは、コダイ、コハダ、そして車エビ。コダイという小さなサイズのタイと車エビは、鶏卵のおぼろに酢をまとわせた「おぼろ酢」に漬けてにぎられています。

コダイは繊細なうまみが引き立ち、車エビは身がしっかりと締まっていて人気です。コハダは酢が立ち過ぎない、やさしい味わい。寿司ネタに合わせるシャリは、口の中でほろっとほどけます。

大将のこだわりや思いを聞きながらお寿司を楽しむ

「なかのや」を訪れたら、カウンター席に座るのがおすすめです。大将がお寿司を握る姿を間近に見ることができます。

繊細な職人の仕事ぶりを見ると、これから運ばれてくるお寿司への期待が高まります。お寿司はおまかせが良いでしょう。大将のネタに対するこだわりや思いが詰まったお寿司を堪能することができます。

お客さんが楽しめるような寿司ネタを追求する

大将が考えるお店のコンセプトは、「おいしいものを、おいしく食べられるように追求する」こと。楽しんで食事をしてもらいたいという思いもあり、その思いはお客さんにもしっかり届いています。

常連さんも、初めて訪問する人も、楽しく食べて、楽しくお酒を飲んでいます。名店の技を引き継ぎながらも、新しい寿司ネタや料理を生み出すことも追求しているお店です。

「なかのや」は、東急池上線「戸越銀座駅」から徒歩約10分の場所にあります。JR山手線・都営地下鉄浅草線・東急池上線「五反田駅」または東急目黒線「不動前駅」からも歩いていくことが可能です。住宅街の中でひっそりと営業する、隠れ家的なお店で、大将こだわりのお寿司を味わってみてください。

スポット情報

  • スポット名:なかのや
  • 住所:東京都品川区西五反田6-22-11 1F
  • 電話番号:03-6417-4180
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