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子どもの頃のごちそうを今! 昔ながらの定番中華を味わう

  • 2017.10.23
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子どもの頃の思い出、忘れられないあの味を引き継いで

東京・目黒にある中華料理店、「中華 味一」。リーズナブルな値段設定とおいしい中華メニューで、多くのファンを抱える人気店です。

店主の幼少時、近所に「味一番」という中華屋がありました。年季の入ったお店でしたが、そこの炒飯とタンメンが大好きだったそうです。

そのお店は今はもう閉店してしまいましたが、「あの味をもう一度食べたい」と独学で研究。昔ながらの中華屋さんが相次いで無くなっていく現実を前に、古き良き中華屋を知らない若い世代にその味を伝えたいと開店に至りました。

初めて食べるのにどこか懐かしさを感じる「炒飯」

中華料理の定番「炒飯」ですが、こちらの炒飯は「東京五大炒飯」に選ばれたほど秀逸。

店主が選び抜いたこだわりの米は、炒飯にピッタリ合うよう固めに炊き上げています。米一粒ひと粒が油と卵でコーティングされ、箸ではつまめないほどパラパラな仕上がりです。

具材は、卵にネギ、ナルト、細かく切ったチャーシューのみ。シンプルだからこそ腕の分かる一品は、食べた後すぐまた口に運びたくなるほどのおいしさです。

濃厚な鶏スープとシャキシャキ野菜で作る「タンメン」

お店の看板メニューで人気ナンバー1の「タンメン」。2種類のブランド鶏を通常量の4~5倍使用し、野菜とともに炊きあげて、濃厚で深みのある鶏スープを生み出します。

こだわりのスープによく絡む細めの縮れ麺は特注品。たくさんの野菜を濃厚スープでシャキシャキに炒め、茹でた麺の上に盛りつけたら完成です。

濃厚スープと麺、歯ごたえのいい野菜は最高の組み合わせ。1杯分ずつ鉄鍋で作られ、店主の真心も溶け込んだタンメンを召し上がれ。

モッチリ皮とギッシリあん、王道の「餃子」

麺類や炒飯と一緒にいただきたい「餃子」は、具材たっぷりでやみつきになる味です。キャベツやニラをたっぷり入れたあんは、隠し味の味噌が決め手。しっかり味付けされたあんをモチモチの皮で包んでいます。

熱々の餃子は、皮がパリパリで中はジューシー。ふんわりとした食感のあんから、肉汁とうまみがじんわりと広がります。やや小ぶりのサイズがちょうど良く、ビールとの相性もバッチリです。

普段使いに便利! また訪れたくなる良心的な中華料理店

「お店の味が自宅でも食べられる」と、出前の注文も絶えません。今後も試行錯誤を重ね、アイデアを形にしてメニューを増やしていきたいという「中華 味一」。

お酒のお供になる、安くておいしい一品料理も考案中です。味の伝承もかねて、多店舗展開も視野に入れているといいます。

中華といえばラーメン屋しか知らないという若い層や、昔ながらの中華料理店を懐かしく感じる人にぜひ食べていただきたいお店です。どの世代の人たちも手軽に食べられ、「今日もおいしかったね」と満足できる定番中華料理をどうぞ。

お店までは東急目黒線「不動前駅」から歩いて8分。山手通りを渋谷方面に向かって歩いたところです。JR山手線・東京メトロ南北線「目黒駅」からでも徒歩9分です。店名が書かれた大きなのれんを目印にしてください。安くておいしい中華を求め、何度でも訪れたくなること間違いなし!

スポット情報

・スポット名:中華味一
・住所:東京都目黒区下目黒2-24-7 ハイム7 1階
・電話番号:03-3490-9531

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