1. トップ
  2. ダイエット
  3. 必見!美肌と健康に良い入浴の方法&入浴剤の種類

必見!美肌と健康に良い入浴の方法&入浴剤の種類

  • 2017.10.21
  • 3265 views

入浴は”肌を清潔にする”ための大切な生活習慣ですが、他にもいろいろな効果があります。ところで、あなたは毎日、湯船に浸かっていますか?
夏の間は、シャワーだけで済ませるという人が多かったようですが、これからの季節は湯船に入って温まりたくなりますよね。そこで、今回はキレイに健康になるお風呂の入り方を紹介します。
 

■入浴(湯船に浸かる)の効果

入浴は全身に作用します。
1.浮力作用
大きなお風呂で湯船の脇に頭をのせて身体の力を抜くと、浮力が働いて身体がフワッとお湯に浮きますよね。一般の家庭のお風呂で湯船に浸かっていて実際に浮いていなくても、この作用は働いているのです。
湯船に浸かると体重は1/9程度になると言われていて、普段体重を支えている筋肉や関節が浮力によりその役目が軽減され、ストレスから解放されリラックスできるのです。
 
2.温熱作用
寒くなって身体が冷えた状態で湯船に入ると、手足の先がチリチリチリとしませんか? これは、皮膚の毛細血管や皮下血管が広がって血流が良くなり末端まで血が流れている証拠です。血行が良くなると、体内の老廃物や疲労物質が除去されます。これによって疲れや身体のコリなどが和らいだりします。
また、体温がアップすることで消化酵素など酵素活性がよくなり内臓の働きを助けてくれたり、自律神経のコントロール、免疫細胞の活発化や、ヒートショックプロテイン(防御タンパク質)が生成され、免疫力アップも期待されます。
 
3.水圧作用
1㎤にかかる水圧は1g、湯船に浸かるだけでウエストが1㎝~3㎝水圧で細くなるようです。
この水圧によって、足に溜まった血液が押し戻され、むくみ改善できたり、心肺機能が高まったりします。湯船に浸かることで、リラクゼーションや血管拡張、血流促進、自律神経のコントロールにまでできてしまうのです。
 

■美肌と健康に良い入浴方法

1.脱衣所と浴室を暖める。

2.入浴前に水分補給をする。(水・お茶・イオン飲料など)

3.心地よいと思える温度で額にうっすら汗が出るまでお湯に浸かる。(急に汗が出たり、ドキドキしたら我慢せずにお風呂から出る。)

4.入浴後も水分補給をする。(水・お茶・イオン飲料など)

5.お風呂から出たら10分以内にスキンケアを行う。

6.バスローブなどで汗を吸い取ってから着替えるようにする。
 

■入浴剤の種類と効果

お風呂に入浴剤を入れるか? 入れないか? どれが良いのか? 悩まれる方もいらっしゃいます。そこでより効果をアップさせるために入浴剤の種類と効果についてお伝えします。
入浴剤は、お湯に温泉成分や有効成分を溶かして、温浴効果、洗浄効果、美容効果を高め、保湿、血行促進、疲労回復などが主な効果です。求める効果によって入浴剤を選びましょう。
1.湯上りぽかぽか(肌にベールを作り保温状態が続く)外側から温める。

無機塩類系・・・硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム
2.肩こり・腰痛など、炭酸ガスで血行促進(お湯に溶けた炭酸ガスが血管を拡げる)内側から温める。

無機塩類系(炭酸ガス)・・・炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム
3.お肌しっとり(保湿成分配合)肌にベールを作る。温まらない(保温のみ)

スキンケア系・・・スキンケア商品に使われる保湿成分配合
4.やさしくじんわり(生薬に含まれる成分の働きと独特の香り)

薬用植物系・・・ゆず、チンピ、センキュウ、トウガラシ、カミツレ、シャクヤク、ウイキョウ、モモノハなど(主要成分が入っていないと効果なし)
5.さっぱりスッキリ(スーっとした感覚)

清涼系・・・メントールなどの清涼成分、炭酸水素ナトリウム、ミョウバンなど

お風呂は、疲労回復やリラックスなど多くの効果があります。湯船に浸かることで血行がよくなり新陳代謝や自律神経のバランスも整えます。気持ち良い、心地よい自分に合う温度で今日から入浴してみて下さい。
必見!美肌と健康に良い入浴の方法&入浴剤の種類はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

a.kumi

「コスメライセンススクール広島校」・「Beautystudio Gaiiery」の代表をしており、長年美容業界で携えた知識と技術で年齢に抗うことより心身ともに健康で美しく年を重ねる提案を発信中。

の記事をもっとみる