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どっちが目に良い? 「眼鏡」と「コンタクトレンズ」を徹底比較

  • 2015.1.8
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【女性からのご相談】

コンタクトレンズをずっと使っていると視力が低下すると聞いたことがあるのですが、本当でしょうか。目の健康のためには眼鏡とコンタクトレンズ、どちらが良いのか教えてください。

●A. 原則、コンタクトレンズの使用で視力が低下することはないと言われています。ただし、必ず眼鏡も併用しましょう。

ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。

眼鏡とコンタクトレンズ、目の健康のためにもどちらが良いのか迷う人も多いですね。ここでは、健康面から眼鏡とコンタクトレンズについて比較したいと思います。

●眼鏡やコンタクトレンズの使用で視力は低下しない

眼鏡もコンタクトレンズも長期的に使っていると視力が低下するなどの噂がありますが、そんなことはありません。

日本コンタクトレンズ協会や眼科の医師の見解によると、眼鏡もコンタクトレンズも正しい度数のものを使うこと、そしてコンタクトレンズであれば使用時間を守って装着していれば問題ないとされています。

むしろ、視力の矯正が強すぎたり弱すぎたりすることで目を酷使し、眼精疲労を招いてしまい、それが引き金となって視力が低下してしまいますので、定期的に眼科検診を受けて度数の調整を行うことが大切です。

●眼鏡のメリットとデメリット

【眼鏡のメリット】

・眼球に指が触れないため、衛生的である

・眼球を傷つける心配がない

【眼鏡のデメリット】

・眼鏡のレンズ部以外は裸眼状態になるため、ピントがずれて視界が歪み頭痛やストレスの原因となる

・壊れると代わりの眼鏡ができるまで日常生活に困る

●コンタクトレンズのメリットとデメリット

【コンタクトレンズのメリット】

・眼球全体をレンズが覆うため、視界の歪みが発生しない

・眼鏡のようにレンズが曇らないためストレスが少ない

・左右の視力が大きく異なる人はコンタクトレンズの方が視力矯正に適している

【コンタクトレンズのデメリット】

・装着時に眼球に触れるため感染症の懸念がある

・酸素透過性の低いレンズだと角膜の細胞に酸素が届かず白内障になるリスクが高まる

・レンズによって眼球を傷つける恐れがある

・手術や出産時にはコンタクトレンズを外さなければいけない(眼鏡が必要となる)

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眼鏡もコンタクトレンズも健康面から比較してみると一長一短です。それぞれのメリットとデメリットを参考にし、自分の目の健康状態やライフスタイルに合ったものを選ぶようにしましょう。

ただし、一般的にコンタクトレンズの適正な装着時間の目安は平均12時間程度とされています(種類によって異なる)。つまり、1日4時間程度は裸眼で過ごすことになります。

裸眼状態で過ごす時間には眼鏡が必要となりますので、眼鏡も併用しながら上手にコンタクトレンズを使うようにしましょう。

【参考リンク】

・コンタクトレンズの長所と短所 | 日本コンタクトレンズ協会(http://www.jcla.gr.jp/menu/index.asp?patten_cd=12&page_no=2)

(ライタープロフィール)

MAKI(健康・美容ライター)/福祉系大学を卒業後、福祉施設や社会福祉協議会などに勤務。その後、結婚、鬱による退職、3年間の不妊治療を経て、顕微授精にて待望の長女を出産。そろそろ治療再開を考え始めた1年半後に、まさかの自然妊娠にて長男を出産。思いがけず一姫二太郎に恵まれ、現在は家事と育児の合間に趣味の読書やピアノ、ハンドメイドを楽しみつつ、在宅ライターとして活動中。不妊治療、育児、美容・健康といったテーマを中心に執筆しながら、家事育児、趣味、仕事のバランスを上手に取る方法を日々模索しています。

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