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人生を思い通りにするには、下着に対する意識にあった?

  • 2017.10.16
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皆さんは、普段の下着にこだわっていますか? 「どうせ人に見せないし…」と、下着に対する意識が低い人は必見。発売後から、下着難民から絶大な支持を受けている『とっておきの「一着」さえあればいい』(宝島社)。著者で世界初の下着コンシェルジュ・山田奈央子さんは「人生を変えたいなら下着を見直して!」と念を押します。その深い理由とは…?

●「下着なんて」を卒業するだけで自分のステージが上がる

――どうして、下着を見直すことで人生まで変わるのでしょうか?
山田奈央子さん(以下、山田):欧米ではバリバリ働くキャリア女性も独身の恋愛女子も主婦も、すべての女性が下着にこだわるのは当たり前。それは、彼女たちが下着のチカラを知っているからです。
下着は毎日身につけるだけではなく、どんな洋服よりも素肌に一番近いですよね。そのため、自分の分身であり、お守りのように自分を支えてくれる存在であり、チャレンジしたいことの背中を押してくれるパートナーなのです。つまり、下着がイケてないと自分がイケてないということですし、下着を大切にしているということは自分自身を大切にしている証。
私は下着メーカーに勤務してから下着コンシェルジュとして数多くの女性と下着を見てきましたが、下着を大事にしている女性は間違いなく自立していて素敵です。家庭生活にしろ仕事にしろ、自分のやりたいことをやって男性に媚びずに高いステージにいる女性。
外から見える洋服やメイクだけではなく下着にこだわってこそ、上質な大人の女性だと思います。だから、下着を見直すだけでダイエットをしたり習い事をしたりするよりも手っ取り早く自分の人生や運命を変えられるんです。

●半年に1回、新しい下着で自分をアップデートしよう!

――それでは、どのようにして下着を選んで買えば良いのでしょうか。
山田:セックスアピールの目的で、豪華な下着を求める女性も少なくないでしょう。しかし、本当に大事なことは「好きな男性を興奮させられるかどうか」ではなく、自分とその下着とのフィーリングや着心地です。しっかりと試着をして、「私はこれが好き!」と思うものを選びましょう。
おすすめしたいのは、まずはとっておきの1着を持つこと。そして半年に1回、自分をアップデートするつもりで新しい下着を買うことです。
頑張った自分のご褒美や、「次の半年でこういう女性になるぞ!」「こんなことを頑張ってみよう!」という決意の表現として購入してみると良いかもしれません。洋服と違って色々とチャレンジできるのが下着の良い所なので、自分にピッタリの下着をいろいろと試してみてください。
値段の目安は人それぞれで違うと思いますが、下着を買い慣れていない方は、いま持っている下着の2倍~3倍くらいが、“特別感”があって良いのではないでしょうか。もちろん値段よりも、先ほど言ったフィーリングと着心地を1番に重視してくださいね。

●あなたに似合う下着選びを一緒にできる男性と付き合って

――下着によって自分を高められることができるんですね! 下着と恋の関係はどうでしょう?
山田:エグゼクティブの男性が好むのは、何年も買い替えていないヨレヨレの下着を身につける女性ではなく、下着を大事にする女性であることは間違いないはず。自分のステージが上がることで、高いステージの男性との恋愛の可能性も広がるかもしれませんよね。
また、下着売り場に一緒に行ける男性は信頼できると思います。先ほど下着選びについてお伝えしましたが、迷った時にはパートナーに選んでもらうのもおすすめです。
「これは君に似合うね」「あなたにはこういう下着を身につけて欲しい」といったコミュニケーションが取れる人は、女性としてしっかり見ているだけでなく、あなたに寄り添ってくれる男性です。パートナー選びの線引きとしても、下着は大きな意味を持つと思いますよ。
(取材・文:秋山悠紀)

<プロフィール>
山田奈央子
盛岡生まれ、サウジアラビア育ち。上智大学卒業後、大の下着好きだったことから、ワコールに入社。下着 の企画・開発・MDを行った後、国内メーカー・インポートランジェリーの販売も経験。世界初の下着コンシェルジュとして、世の中の女性にもっと下着を楽しんで欲しい想いで下着セミナーを開催し、雑誌、TV、インターネットなどでも下着のアドバイスを行う。下着コンシェルジュとして内面美の追求を行いながら、美容の会社である株式会社Silky Styleを2006年に設立。下着を着た時に素肌が綺麗に見えるためのボディーケア商品やコスメ商品を扱い 、ビューティーコンシェルジュとして、女性の内面美と外見美のトータルビューティーコーディネートも行っている。著書に「とっておきの一着さえあればいい」(宝島社)、『下着の品格』(カナリア書房)がある。

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