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硬すぎも柔らかすぎもNO! 冬野菜「ブロッコリー」をより美味しく健康的に取り入れるコツ

  • 2017.10.16
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栄養価が高く、注目されているブロッコリー。鮮やかなグリーンにコロッとした形状、歯ごたえが、「野菜を食べている感」を高めてくれますよね。
では、そんなブロッコリーを口にしたときガリッと硬かったり、ベチャッと柔らかかったりしたらどうでしょう。なかには、「ブロッコリーが嫌いになってしまった」なんて方もいるかもしれません。
今回は、ビューティーフードアドバイザーである筆者が、ブロッコリーを美味しく高栄養のまま食べるコツについてお話していきたいと思います。
 

■免疫力強化野菜・ブロッコリーのパワー

今でこそ通年購入することができるブロッコリーですが、旬は11~3月とまさにこれから。可食部であるつぼみ100gに1日分のビタミンCが含まれているほか、皮膚や粘膜を丈夫にするβカロテンも多く含まれており免疫力強化に大いに役立ってくれます。
さらに嬉しいのが、女性に多い貧血の対策に欠かせない鉄分の豊富さ。なんと野菜の中でもトップクラスだと言われています。カルシウムの代謝を促進して骨への吸収率を高めてくれるビタミンKも含まれており、骨粗しょう症の予防のためにも日ごろからコツコツと摂っておきたいところです。
次は、ブロッコリーを調理する際、「茹で具合が難しい」「美味しさ・栄養が損なわれているかも」と思ったことがある方必見の美味しく高栄養に食べるためのコツについて。
 

■茹で時間は5分以内! 水にとらないこと!

ブロッコリーを調理する際、一番悩ましいのが“茹で時間”。芯が残って硬かったり、茹ですぎて柔らかくなってしまったり、味がぼんやり薄まってしまったりといった経験はありませんか? そうなってくると、美味しさはもちろんブロッコリーの代表的な栄養素・ビタミンCが流出している恐れが……。
ブロッコリーは、下記の方法で調理することをオススメします。
コツ1:茎と房では火の通り具合が異なるため、小房に分けてから茹でる
コツ2:たっぷりのお湯に塩少々を加え、やや硬めに茹で上げたら(5分を目安に)ザルにあげて冷ます
※ 水にとるとビタミンCが流出したり、水っぽくなって味がぼんやりしたりする
コツ3:ビタミンCをしっかり摂りたいときは、茹でるのではなく蒸す調理法をチョイスする
最後は、美味しいブロッコリーの見分け方についてお伝えします。購入時の参考にしてみてくださいね。
 

■美味しいブロッコリーの見分け方

(1)房が鮮やかな緑色をしているもの
(2)つぼみの色が均一でぎっしり詰まっているもの
(3)つぼみが黄色くなってきているものは古い証拠
(4)茎の切り口がみずみずしく変色や傷がないもの
よい状態のブロッコリーを購入したら、0度前後で保存し新鮮さを保ちましょう。時間が経つとブロッコリーのつぼみが開いてそこから栄養素が減っていくので、早めに使い切ることをオススメします。
 
風邪の予防や美肌作り、貧血対策にも役立ってくれるブロッコリー。調理法や保存法に一工夫して、もっと好きになっちゃいましょう!
硬すぎも柔らかすぎもNO! 冬野菜「ブロッコリー」をより美味しく健康的に取り入れるコツはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

高木沙織

“美容”と“食”には密接な関係があることから、複数の「食」に関する資格を取得。イベント講師・執筆に携わる一方ヨガインストラクターとしても活動し、多角的に健康美作りをサポートする。

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