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子どもだけで自転車のお出かけ!その前に確認しておきたいこと

  • 2017.10.14
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 長い夏休みが始まりました。小学生となると、子どもだけで自転車に乗る機会が増えるかもしれません。そう遠くない場所へ遊びに行くとしても、車との思わぬ事故などに遭わないか、親としては心配ですね。子どもだけで出掛ける前に確認しておきたいことをまとめました。親子でしっかり共有をしておきましょう。

基本の交通ルールと、走行ルートを一緒に確認

子どもだけで自転車に乗るにあたり、基本の交通ルールを再確認しておきましょう。

基本中の基本は「自転車は車の仲間であり、道路の左端を走る」ということです。事故に遭うことばかり心配しがちですが、自転車が歩行者にけがをさせる可能性があるということも十分に理解し注意させる必要があります。

また、走行ルートはあらかじめ一緒に自転車で走るなどして、どこが危険かを確認しておきましょう。近所の危険箇所の地図を作るなどして、楽しみながら安全対策を学ぶこともオススメです。

安全走行と自転車点検のポイント

意外と知らない、安全走行のポイントをおさえておきましょう。

・必ずヘルメットを着用する

・こぎ出す前に必ず左右と後方を確認する

・道路の左端を走る。13歳未満は車道寄りの歩道を走ることも可能

・走る速度は、すぐ止まれる程度にする

・自転車は、年に1回専門店で点検する

自転車の基本として、自分の体格に合う自転車に乗りましょう。サドルの高さは、両足の爪先がつく高さに調整します。自転車の点検についてはおろそかになりがちですが、整備していない自転車は、必要な時にブレーキが利かないなどの命に関わる危険の可能性があります。

点検の合言葉は「ぶたはしゃべる」

ぶ・・・ブレーキは利くか

た・・・タイヤの空気圧、すり減りを確認

は・・・反射光は光るか

しゃ・・・車体(ハンドル・サドル・チェーン)に不具合はないか

べる・・・ベルは鳴るか

(自転車協会ホームページより)

自転車の不具合で事故につながる…ということのないように、ポイントをおさえた点検を定期的に行いましょう。

さらに安全のための重要ポイント

安全を確認していても、友達とのお出かけが楽しくて走っている内に忘れてしまうこともあります。一番事故の多い交差点では、特に気を付ける必要があることをしっかりと伝えておきましょう。

小学生の自動車事故で最も多いのは、裏道や脇道の交差点での車との出合い頭で起こるものです。交差点では止まれの標識がなくても一時停止・左右確認を怠らないように普段一緒にいる時から徹底しましょう。自転車に乗っていない時でも徹底することで身についていくでしょう。

自転車、特に小学生が乗っている場合はドライバーから死角になりやすく巻き込まれる事故も多発しています。車の動きに特に注意するようにしましょう。車が横にいたら無理に進まず一旦止まることで防げることが多いですね。

横断歩道などでは、ドライバーの目線を見るように指導するところもあります。「横断歩道だから譲ってもらえる」という思い込みは危険です。ドライバーが自分に気付いているかどうかを判断できるようになると事故に遭う確率は格段に下がります。

逆に、歩道では歩行者を優先することも知っておく必要があります。すぐに止まれる速さで走り、歩行者がいたら道を譲ることを徹底させましょう。

年長の息子も、最近自転車に乗ることができるようになりました。いつかは子どもだけで出掛けるようにもなるでしょう。今から交通ルールについて学び確認しておくことは、今後につながるのだと実感しました。

楽しい夏休みを無事に終えることができるよう、親子でしっかりと確認しておきたいですね。

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