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用途に合わせて使おう!【クッションフロア・タイルフロア】のメリット・デメリットをご紹介☆

  • 2017.10.11
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皆さんの身の回りでは、クッションフロアやフロアタイルはどこで使われていますか?身近なクッションフロアとフロアタイルに関してご紹介します。

クッションフロア・フロアタイルの違い

クッションフロアとは?

ビニール系の床シートの一種です。「クッションフロア」「CFシート」なんて呼ばれます。クッション性があるので、踏み心地はフローリングと比べると柔らかく、ふかっとしています。フローリングやタイルと比べて柔らかいので衝撃を吸収したり、下に音を響きにくくします。また、耐水性がありお掃除も簡単です。

一般的な住宅の場合、トイレはクッションフロアが基本です。 

洗面脱衣室もトイレと同じように基本的にはクッションフロアです。 

上の写真の床材は、合板のフローリングのように見えますが、このような玄関や廊下にキッチンがあるアパートなど賃貸住宅の場合、床がクッションフロアになっている所も多いです。 

フロアタイルとは?

こちらもCFと同じビニール系の床材です。一般的には「Pタイル」と呼ばれることが多いです。CFと比べクッション性はなく、ふみ心地は固いです。傷や汚れに強く、病院や店舗、レストランで使われいることが多いです。普段行っているお洋服屋さんやレストランで、タイルだと思っていたら実はフロアタイルだった!なんてことも良くあります。柄や色が豊富で、CFよりも凹凸感がリアルです。注文住宅の場合、希望すればフロアタイルを使うこともできますが、希望がない場合は基本的には使われません。 

写真のように店舗の床でフロアタイルが使われます。実際に写真だけだと本物のタイルかフロアタイルか見分けられません。 

それぞれのメリット・デメリットは?

クッションフロア

【メリット】柔らかい 単価が安く、施行も簡単 水に強く掃除しやすい 物を落としても、下の階に音が響きにくい 色・柄が豊富柔らかく、水に強いので小さなお子さんがいる家庭や、ペットを飼っている人におすすめです。【デメリット】重い物を長時間置いておくと後が残る 色や柄は豊富だが、凹凸感が少ない、安っぽく見える 経年劣化する。なってきたり、はがれてきたりします。 張り替えが前提無垢のフローリングなどと違い、時の変化を楽しむものでなく、駄目になったら張り替えることが前提です。丁寧に手入れしている場合は最長で10年程度が張り替えの目安と言われています。重いものを置いた後が残っていたり、汚れや傷が多い場合は、もっと短い期間で張り替えることをおすすめします。 

フロアタイル

【メリット】耐衝撃に強い 土足でも乗れる 水に強く掃除がしやすい CFに比べて高級感がある 色・柄が豊富フロアタイルなら、靴のままでも大丈夫です。本物のタイルを使いたいけど、金額が気になる人におすすめです。【デメリット】CFに比べて固いので、足腰へ負担がかかる 本物のタイルよりは安価だが、CFよりは高い 熱に弱い 音が響きやすい 

もしかしたらクッションフロア・フロアタイルかも?使われていそうな空間をご紹介!

写真だけだと、本物のタイルかクッションフロア・フロアタイルかの判断が正直なところとても難しいです。クッションフロア・フロアタイルを使っていると思われる空間の写真と、そこで使われている床材と似ているものと一緒にご紹介します。

もしかしたらクッションフロアかも?〜トイレ〜

写真の床はモノトーンで細かいタイルで花柄が描かれていて素敵ですね。サンゲツのクッションフロアで同じような柄があったので、クッションフロアかもしれません。 

黒の壁に白い床を合わせてスッキリとしたクールな空間ですね。床は、プレーン長のホワイトのクッションフロアの用にみえます。このような空間の場合、ストーン調のクッションフロアもおすすめです。 

ストーン調のクッションフロアのように見えます。全体をホワイトで統一し、小物を黒でそろえていて統一感のある空間ですね。ストーン調のクッションフロアは写真でみると高級感があります。 

フローリングの用に見える床材。ウッド調のクッションフロアかもしれません。ウッド調のフローリングだと、トイレ空間の雰囲気が石目と比べて暖かい雰囲気になります。 

こちらのトイレも床材はフローリングに見えますが、ウッド調のクッションフロアかもしれませんね。明るい色で統一され、ウッド調の床を選んでいるので冷たい雰囲気ではなく、明るい雰囲気になっています。 

もしかしたらクッションフロアかも?〜洗面脱衣室〜

全体が白でまとめられた明るい雰囲気です。白の石目調のクッションフロアのように見えます。

床材はフローリングのようにみえます。ウッド調のクッションフロアでしょうか。石目とは違い、見た目の暖かさはウッド調のクッションフロアならではですね。 

もしかしたらフロアタイルかも?〜住宅〜

こちらのキッチンの写真。壁はタイル張りのようですが、床はフロアタイルかも知れません。模様もリアルで写真だけで判断するのは難しいですね。キッチンの床は油汚れや水がはねたりするので、清掃性のよいフロアタイルを使用するのにおすすめな空間です。 

奥がキッチンで手前がLDの用に見える空間。見た目はフローリングをヘリンボーンで貼っているように見えますが、水回りなので、フロアタイルを全体の空間に使用している可能性もあります。フローリングでこのような貼り方をする場合、材料や金額が高くなってしまいますが、タイルフロアなら施行手間で金額が高くなることはあまりありません。 

もしかしたらフロアタイルかも?〜店舗〜

こちらのカフェの写真、床は古材のフローリングのように見えますが、飲食店で、土足でお客さんが出いりすることを考えると、フロアタイルの可能性が大きいです。 

こちらのカフェの写真もストーン調のフロアタイルのように見えます。フロアタイルもクオリティが高く、見分けるのは大変です。インテリアに凝っているカフェなどに行ってみて、床が素敵で気になった場合、店員さんに聞いてみるのも良いかもしれません。まったく知らない店員さんもいますが、店長さんなどデザインに関わったひとなら教えてくれることもありますよ。 

まとめ

クッションフロアとフロアタイルの違いと、フローリングやタイルに見えてクッションフロアやフロアタイルかも知れない!という写真をご紹介しました。フローリングにしたいけど、水回りなど適さない場所や本物のタイルは高いけど、タイルの雰囲気を出したいときなど、用途に合わせてクッションフロアやフロアタイルを使用してみてはいかがでしょうか?リフォームも簡単にできるのでとってもおすすめの床材です。

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