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アラサーだからこそ使いたい。本当に肌に優しいナチュラルコスメ

  • 2017.10.8
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天然成分から生まれた「Float(フロート)」は、アロマセラピストの牧野秀美さんが手がける、鳥取発のナチュラルコスメ。使うたびハーブや花、樹木の香りがふっと広がって、まるで自然の中で深呼吸しているような清々しい気分にしてくれます。

心と体を優しくゆるめてくれる、天然成分のスキンケア

「Float(フロート)」は、花や葉、根、果皮、根、樹木などより抽出した天然成分から生まれたナチュラルコスメです。ブランドがスタートしたのは2012年。鳥取県を中心にアロマセラピストとして活動する牧野秀美さんが立ち上げました。
10年以上にわたって、産婦人科クリニックでの産後ケアや女性外来でのアロマトリートメントに携わり、ゆらぎやすい女性の心と体に寄り添ってきた牧野さん。さらに、アロマの出張講座や海外での施術ボランティアも経験し、さまざまな世代や国籍の方と触れ合うにつれて、「香りは世界中、老若男女問わず感情を豊かにしてくれて、心を慰めたり、癒したり、勇気付けたりするものに違いない」と強く感じるようになったのだそう。
そういったかけがえのない経験のなかで育まれたノウハウや想いが、Floatのプロダクトには、たっぷりと込められています。

野に咲いた花のように、日々に寄り添う「Natural」

「Natural」は、Floatを立ち上げるきっかけとなった最初のシリーズ。6種類の植物エキスを配合したハンド&ボディソープ、植物油脂をたっぷり使用したクリームローション、コールドプロセス製法で作られる3種類のソープのほか、肌に直接塗って香りを楽しむロールオンや、森林系、柑橘系の精油をブレンドしたリネンミストをラインナップしています。

牧野さんが長年アロマに携わる中でたびたび耳にしたのは、生活に取り入れたいけれど何をどこで買っていいか分からない、上手な使い方が分からないといった声でした。そこで、「毎日使えるアイテムがあれば、暮らしに簡単に取り入れられるのに、なかなかそういった商品がないな」と思い、石鹸を作り始めます。それから間もなく、産婦人科の退院ギフトとして、赤ちゃんとお母さんで使えるボディソープとクリームローションを企画したことから、Floatのプロダクト制作が本格的にスタートしました。

大山の恵みがつまった「森と私と」

Naturalの次に生まれた「森と私と」は、鳥取県日南町の森から採れたひのき精油 と、大山から採れたクロモジ精油を配合したシリーズ。清々しい木の香りが、まるで森の中を散策しているような、ゆったりとした気分にしてくれます。大山周辺の清廉な自然の恵みを活かしたこのシリーズは、まさに鳥取を拠点にするFloatだからこそ生まれたものと言えるでしょう。
こちらのパッケージイラストを手がけているのは、牧野さんと親交が深く、同じく鳥取在住の人気イラストレーター、杉本さなえさん。Naturalシリーズのイラストも杉本さんによるものです。

「森と私とシリーズは、特に鳥取の素材を大事に活かしたプロダクトです。田舎にいるからこそできたアイテムなので、ここで生まれて育ったことにとても感謝しています。周りにも鳥取を拠点に頑張っている友人が多くいて、ちょっと不便ではあっても、刺激は充分にあります」。(牧野さん)

リクエストから生まれた、日常に溶け込む「ハンドメイド」

取り扱い店の要望や展示の企画などに合わせて作り始めたのが、「ハンドメイド」のシリーズ。その名の通りまずはハンドメイドで少数を制作し、定期的に生産するようになったアイテムは工場生産へ切り替えることもあるのだそう。
現在のラインナップは、練り香や保湿クリームとしても使えるリップバーム、岩塩のバスソルト、レモングラスやローズウッドなどが爽やかに香るヘアオイル、髪に直接塗ってヘアスタイルの乱れを整えるヘアバーなど。日々の暮らしに取り入れやすいアイテムがたくさん揃っています。

金木犀とジャスミンが香る、秋をイメージしたミスト

Floatでは、気軽に使えるミストも展開しています。今の季節にぴったりなのは、新登場したばかりという「Au.K」と「Au.J」。どちらも秋をイメージして作られたアイテムです。金木犀とオレンジスイート、柚子の香りをブレンドした「Au.K」は、甘く清涼で、どこかノスタルジックな香り。「Au.J」は、ジャスミン、イランイラン、サンダルウッド、パチュリをブレンドした、すっきりとした中に華やかさのある香りが漂います。
実は私もFloatのミストを愛用している一人。空間や服などにひと吹きするだけで優しい香りがすうっと体を包み、気持ちを整えてくれる気がして、出かける前や気持ちを切り替えたいときによく使っています。

アロマセラピストとしての経験から生まれたプロダクトたち

「Floatのひとつの大きな特徴は、アロマセラピストが企画しているところ」と牧野さん。心に響く、誰にとっても親しみやすい香りを生み出すブレンド術や、アイテムの使いやすさなどを考える際に、多くの方の心や体と実際に向き合ってきた経験が活きているかもしれない、と言います。

「これまでの14年間、アロマセラピストの仕事が私を支えてくれた部分は大きかったんです。体が重く感じるとき、パートナーと喧嘩してしまったとき、悲しいことがあったとき、それでも動けたのは、施術をした皆さんがリラックスしてくださることが本当に嬉しかったからなんです」。
そして、その気持ちはFloatのアイテムを手に取る方へも、同じように向けられています。「Floatのアイテムを使ってリラックスしてくださる方がいることが、ただ嬉しくて仕方がないんです」。

日常に溶け込むものを届けていきたい

「なんとなく手に取ってみたけれど、いつの間にか日々の生活に溶け込んで、欠かせないアイテムになれたらいいなと思います」と話す牧野さん。そのために、香りの濃度や使用感、リピートしやすい価格帯やパッケージにまで細やかに心を配りながら、Floatのプロダクトは生み出されています。

「あることで安心できるお守りのようなもの、心と体が健やかになり、衣食住を健やかに楽しめるきっかけになると嬉しいです。Floatを手に取ることで生活に彩りが加わり、いろんなことを楽しむ心の隙間を作れたらと思います」。

こわばりがちな心と体をふっとゆるめてくれる、Floatのプロダクト。ぜひあなたの日常にも取り入れてみてはいかがでしょうか。
アイテムは常設の取扱店のほか、企画展などでの展示販売でも手にすることができます。詳しい情報はSNSでお知らせされますので、気になる方はぜひ覗いてみてくださいね。

writer / 松崎 雅子 photo / 松崎 雅子

取材協力

「Float(フロート)」

Instagram:www.instagram.com/float2003/

http://float.jpn.com

取り扱い店:CLASKA(札幌・丸の内・日本橋・吉祥寺・横浜・名古屋・11月より湘南)、TODAY’S SPECIAL(自由が丘・渋谷・新宿・神戸・京都)、ヒシガタ文庫、くらすこと、松庵文庫、caikot、SABI、暮らしの道具とお茶 なずな、もりのこと、青杏+、saon、hair & make TETE、一月と六月、蒜山高原センター、decolle、white whipetto、tsugu to cate、avie savie、muna、UMIE+、niti gu、syati ほか
※店舗によりラインナップは異なります

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