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クラシックとモダンが溶け合う華麗な舞台『ソフィア・コッポラの椿姫』が期間限定で公開!

  • 2017.10.5
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『ヴァージン・スーサイズ』や『ロスト・イン・トランスレーション』など、次々と注目作を発表し続ける映画監督ソフィア・コッポラが、イタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディの人気悲恋オペラ『椿姫』を初演出! これだけでもかなり衝撃的なニュースなのに、なんと衣装を手掛けたのはヴァレンティノ・ガラヴァーニと彼のスタッフたちだというから驚きだ。

Photo©Yasuko Kageyama


このスペシャルな公演は、ソフィアの代表作のひとつ『マリー・アントワネット』を観たヴァレンティノが感銘を受け、名作『椿姫』にモダンなタッチを加えるために直々にソフィアにオファーし実現したという。

Photo©Yasuko Kageyama

さらに舞台美術には、ハリウッドで数々の大作を手掛け、『プレステージ』、『ダークナイト』、『インターステラー』でアカデミー賞美術賞に3度ノミネートされたプロダクションデザイナーのネイサン・クロウリーが大抜擢された。

Photo©Yasuko Kageyama


2016年にローマ歌劇場で行われたこのスペシャルなオペラの全15回のチケットはすべて売り切れ、プレスプレビューでは名だたるファッショニスタたちが訪れSNSで絶賛、初日にはキーラ・ナイトレイ、モニカ・ベルッチ、クリスチャン・ルブタンらのセレブが駆けつけた。

Photo©Yasuko Kageyama


本作は、2016年5月24日にローマ歌劇場で行われた公演を映像化。華やかなパリ社交界に生きる高級娼婦ヴィオレッタ役は、ここ数年注目が集まるフランチェスカ・ドット、彼女と恋に落ちるアルフレード役に、来日公演も増えてきているアントニオ・ポーリが務めている。現代人が共感できる新しい『椿姫』は、普段オペラを観ない人でも気づいたら物語に引き込まれ、ヴィオレッタの気持ちに感情移入してしまうことは間違いない。

『ソフィア・コッポラの椿姫』
演出:ソフィア・コッポラ
指揮:ヤデル・ビニャミーニ
合唱指導:ロベルト・ガッビアーニ
舞台美術:ネイサン・クロウリー
衣装:ヴァレンティノ・ガラヴァーニ、マリア・グラツィア・キウリ、ピエールパオロ・ピッチョーリ
キャスト:フランチェスカ・ドット、アントニオ・ポーリ他
2017年10月6日(金)よりTOHOシネマズ日本橋にて2週間限定公開、全国順次公
http:www.//sofia-tsubaki.jp/
text:Misato Kikuchi

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