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遂に全貌が明らかに!一度は訪れたい「草間彌生美術館」

  • 2017.10.5
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今年、国立新美術館で開催された大型展覧会『草間彌生 わが永遠の魂』や、GINZA SIXの吹き抜け空間への展示など、精力的に活動を続けている前衛芸術家・草間彌生。この度、芸術全般の発展に寄与することを目的に、東京都新宿区に「草間彌生美術館」を設立しました。

全貌が明らかになった「草間彌生美術館」

「草間彌生美術館」は、芸術家・草間彌生が設立し、一般財団法人 草間彌生記念芸術財団が運営する美術館です。年2回の展覧会にて草間作品のコレクションを紹介しながら、講演会やギャラリートークを実施。草間彌生が作品を通じて繰り返し訴えてきた“世界平和”と“人間愛”というメッセージを広く世界に伝え、老若男女問わず現代美術に慣れ親しんでもらえる美術館となることを目指しているそうです。

最新絵画シリーズを中心に構成されるこけら落とし展

同美術館の開館記念として、2017年10月1日(日)から2018年2月25日(日)の期間中、草間彌生美術館開館記念展『創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき』が開催されます。
本展は、大型の絵画連作「わが永遠の魂」を中心に構成されています。当初100点を目指していましたが、驚異的なペースで制作が進み、現時点で530点を超える草間作品の中でも、最大のものとなっています。今回は、未公開作品を含む16点が公開されます。さらに、同シリーズの先駆けとなるモノクロドローイングのシリーズ「愛はとこしえ」や、草間彌生美術館の開館のために制作された最新インスタレーション作品、新作のかぼちゃ立体作品を屋上に展示するなど、最近制作された作品も見ることができます。

草間作品の“今”を知ることができる最新作とともに、新しいアート空間に躍動する世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

メインビジュアル:草間彌生©YAYOI KUSAMA
writer / 新 麻記子

取材協力

草間彌生美術館開館記念展
『創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき』

会期:2017年10月1日(日)~2018年2月25日(日)
開館日:木・金・土・日曜日および国民の祝日
開館時間:11:00~17:00
観覧料:一般 1,000円(税込) 小中高生 600円(税込)
※未就学児は無料。団体割引の設定はございません。
※入場は1日4回、11:00/12:30/14:00/15:30、各回定員制で入れ替え制。
※同記念展への入場には、チケットの事前購入が必要。同美術館ウェブサイトでのオンライン販売のみとなります。
http://www.yayoikusamamuseum.jp/

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