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情報をもらっておくと安心!友だちの子どもを預かるときの注意点

  • 2017.10.4
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こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。

事情があってどうしてものときに、ママ友同士で子どもを預かったり預けたりすることがあるかと思います。

そんなときに気をつけたいのが、子どもを預かる側になったときです。 どんなところに注意をしなくてはならないのかを見ていきましょう。

●友達の子どもに対して

ママ友から必要な情報をあらかじめ聞いておく ことはとても重要です。子どもは突然熱を出すことがありますし、アレルギーを持っていることもあるからです。

「子どもの命を預かる」と言えば大げさですが、万が一のことを考えておくことは必要不可欠です。

【子どもを預かる側のチェックポイント】
・アレルギーや苦手なものがないか事前に確認しておく
→おやつや飲み物を出す場合もそうですが、公園などで外遊びをさせる場合は外でアレルゲンに出くわす可能性があります。

・当日の体調を聞く
→風邪などで投薬を受けている場合はもちろんですが、そうでなくても聞きましょう。

・低年齢の場合は、爪を切っておく
→低年齢の場合、抱っこなどをすることもあるでしょうから、傷つけないために必要です。

・危ない物や触られたくない物はしまっておく
→興味のある物を触りたくなるのが子どもです。触られて困る物や危険な物はしまっておきましょう。

・緊急の連絡先を確認する
→急な発熱や大きなケガがあった場合に一番に連絡をしなければならないので確認だけはしておきましょう。

体調にかかわることは、子どもを預かるときに必ず聞いておきます(小学校3年生くらいまでは必須)。何かあったときに、早急な対応ができるようにするためです。

何らかの症状が出たときに、親が慌ててしまうことは子どもを不安にさせます。こういうときのための情報なのです。

●自分の子どもに対して

「友達の子どもを預かるだけでなぜ自分の子どもにまで?」と思われるかもしれませんが、子どもは自分の親が友達と関わる姿を見て、心にモヤモヤした気持ちを少なからず抱えます。

いわゆる嫉妬のような気持ち です。

仲良く遊んでいたのに、友達が帰ったら急に甘えが強くなったり、抱っこをせがんできて離れなくなったりなんてことはよくあります。こんなときは、子どもに安心感を与えることが大切です。

【友達の子どもを預かった後に自分の子どもにすること】
・わが子にもきちんと愛情を示す
→抱っこしたり、手をつないであげたり愛情を見せるだけで子どもは安心します。

・友達が帰ったあと、子どもの前でグチを言わない
→「疲れた~、もう預かるの大変だった」など子どもは聞いており、悲しい気持ちになります。

・友達とわが子を比べない
→「○○ちゃんはもうこんなことができるんだね」など褒めるのは良いですが、続けて「うちの子はできない……」など言うのはNGです。どんなに年齢が低くても子どもを傷つけます。

「楽しく遊べて良かったね」などの言葉をかけてあげると、子どもも楽しかったと思えるようになりますし、「預かるのは大変だったけど、うちの子も楽しめたから良かった」と親も思えて、気持ちの切り替えができます。

グチは、子どもがいないときに、夫や実親など信頼できて話がもれない人に話すようにしましょう。

●おわりに

友達とはいえ、人の子を預かるのは心身共に疲れるものです。

でも、聞いておくべき情報や注意点があるだけで危険を回避することができますので、子どもを預かる側になるときは参考にしていただければと思います。

【参考文献】
・『子どもの病気がよくわかる本』大澤真木子・著
●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
●ライター/桜井涼

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