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コム デ ギャルソン、時代を超えてアートとキャラクターをミックス。ボリューミーなシルエットは圧巻。

  • 2017.10.2
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ルック数はわずか15。しかしながら、そこから発せられるメッセージ性の強い世界観に圧倒される。少女画家の高橋真琴の作品が描かれたガーリーなドレスにも注目して。

コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)のコレクションはコンセプチュアルでメッセージ性が強く、まるでアートを見ているよう。そして今シーズンは想像を超える難解さがある。中世ヨーロッパのドレスが登場したかと思うと、着物のようなシルエット、エンジェルのような真っ白なルックもある。象徴的なブラックは封印したかのごとく、目の覚めるカラーパレットのオンパレードだ。

テーマは「マルチディメンショナル グラフィティ」。シュールなジュゼッペ・アルチンボルドの絵に高橋真琴のロマンティックな漫画、ハローキティやプリキュアのおもちゃなど、16世紀から現在に至る時代を超えたアートとキャラクターで魅せる。

先シーズンのコクーンを進化させたようなスカルプチュアルなジャケットやドレス、パッチワークを施したスカートや継接ぎの生地を組み合わせたドレスなど、このシーズンも「消費」や「浪費」といったメッセージが添えられているようにも思える。そして多くのモデルの足もとはやはりスニーカー。前回好評だったナイキとのコラボも再び登場しているのでマストチェックだ。

現代と過去を対比したメッセージなのだろうか?それともこれらは川久保玲の幼少期の思い出なのだろうか?彼女のクリエーションにはファンタジーのような夢の世界や美を感じると当時に、恐怖やダークな部分も見え隠れする。100%ドリーミーで明るい美しさではない独特な美に、今回も多くの人が釘付けになった。
参照元:VOGUE JAPAN