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キターー!「赤ちゃんはどこから来るの?」という難問 先輩ママたちの回答を聞いてみた

  • 2017.10.1
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© S.Kobold - stock.adobe.com

子どもからの「赤ちゃんはどこから来るの?」という質問、ママならきっと聞かれることでしょう。小さい子に本当のことをいってもわからないし、かといって「大人になればわかる」という回答では満足しない…かなりの難問です。先輩ママたちはどのように答えてえたのか、聞いてみました。

■子どもにとっては衝撃的!? 「帝王切開のエピソード」
出産方法は大きく分けて2つ。産道を通る「普通分娩」と下腹部を切って赤ちゃんを取り出す「帝王切開」。普通分娩の説明は難しいけれど、帝王切開のほうは事実を伝えるだけなので意外と楽なのだとか。

「帝王切開だったので、正直に『ママのお腹を切ってあなたを取り出した』と答えました。『ママは痛くなかったの?』『赤ちゃんも切れちゃうんじゃないの?』などと質問攻めにあいますが、それほど衝撃的のようで、なぜお腹の中にいたのかはどうでもよくなるようです」(42歳・小学6年生のママ)「お腹を切ると赤ちゃんが出てきた。そういうと、想像できないほどびっくりします。うちの子は茫然としていましたが、姪っ子は泣き出してしまいました。それ以来、赤ちゃんがどこから来るのかという話題は親戚中で話されなくなりました。当時は帝王切開が嫌だったけど、こんなところで役に立つとは!」(29歳・小学2年生のママ)「うちの子が小さいときには、ギター侍がはやっていました。テレビを見ながら『ママも切腹して子どもを産んだんだよ』というと、ゲラゲラ笑いだしたんです。歌いながら産んだと勘違いしていたみたいだけど、大人になれば本当のことがわかるし、とくに指摘しませんでした」(50歳・大学生のママ)
大人になった今でも、お腹を切るということは少なからず衝撃があります。それが子どもならなおさら。嘘はついていないけど、子どもからの質問攻めから逃れられるという点では、いい方法かもしれません。ただ、トラウマにならないようにフォローをお忘れなく!

■コウノトリ、キャベツ畑… 「ファンタジーすぎる話はNG」

よく、「子どもはコウノトリが運んでくる」「キャベツ畑にいた」なんて話がありますが、現実離れしているので避けるママが多いようです。真実は語らず、オブラートに包んで説明するのだそう。

「パパとママが神さまにお願いしたら、あなたが生まれてきたんだよ、といいました。なかなか子どもができなかったので実際にお参りに行ったこともあるし、嘘ではないですよね」(40歳・3歳児のママ)「パパとママが愛し合って、もっと仲良くなると子どもができるといいました。詳しい内容はさておき、そういう感情がないとなかなか子作りに至らないと思うので…」(39歳・5歳児のママ)「まずは大人にならないと子どもができないと説明し、そのうえで、本当に好きな人と出会ったときにその愛の証拠として子どもができると話しました」(41歳・小学4年生のママ)「まだ子どもが小さいから聞かれることはないけど、私は両親に『橋の下で拾った』といわれてショックだったので、嘘くさい話はしたくないです」(33歳・1歳児のママ)
子どもができるには、パパとママが仲良しであることが条件。さらに、大人にならないとできない。子どもには、このくらいの説明でもいいのかもしれませんね。

■子どもの豊かな発想が炸裂! 「自分で考えさせる」

あえて答えを出さずに、考えさせるというママも見られました。

「聞かれたら、『あなたはどう思う?』と逆に質問します。いろいろと考えているうちにどうでもよくなるみたいですが、自分で考えるというきっかけになるし、ユニークな意見も出てきておもしろいです。上の子は『空から降ってくる』といいましたが、下の子は『桃の木になる』といいました。なぜ桃の木かといえば、自分が桃を好きだからですって」(39歳・小学3年生&5歳児のママ)「生々しい話は避けますが、パパとママの卵のもとが、ママのお腹で合体すると答えました。その卵はどこからできるのか、どうやってお腹で合体するかは、子どもに考えてもらいます。『パパはわからないけど、ママの卵はスーパーの特売で買ってきた』といわれたときにはドキッとしましたが…」(48歳・高校生のママ)
子どもにも考えてもらえば、発想力や調べるきっかけを作れそうですね。トンデモ回答がとびだしても否定せず、「そうだったらいいね」などと考えることの楽しさを教えてあげましょう。

海外では幼稚園のころから性教育が始まるケースもあり、真実を知る年齢に正解はありません。しかし、現在の日本では、幼児期に知る必要はないと考える人が多いものです。こうした質問をきっかけに、親としてもいつごろから性教育をするべきか考えることが必要かもしれませんね。

(丸部りぃ)

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