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ダイエット中に選びたい鍋の具材ベスト5

  • 2015.1.6
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冬の定番といえば「鍋」。低カロリーなうえに旬の野菜や魚介類、豆腐、きのこ類などバランス良く食べることができるため、ダイエットに最適です。そんないいことだらけの鍋の具材の栄養を栄養士が解説します。

ダイエット中を後押し!鍋料理に入れるべき具材ベスト5

ベスト1 きのこ

食物繊維・ビタミンB群・ビタミンD・ミネラルなどを豊富に含み、しかも低カロリー。ダイエットにはぴったりの食材です。しめじ・えのき・しいたけ・まいたけ・ブナピーなど種類よって味わいも変わるので、色々と試してみては。

ベスト2 豆腐・鶏肉(皮なし)

たんぱく源でおすすめなのが、豆腐や皮なしの鶏肉。脂質が少なく良質なたんぱく質が豊富に含まれます。タンパク質は、筋肉を作る材料となるほか、食事による代謝(食事誘発性熱代謝)を高める働きがあります。この「食事誘発性熱代謝」は1日のエネルギー消費量の10%を占めるため、タンパク質をしっかり摂ることで、基礎代謝のアップが期待できます。

ベスト3 長ネギ

葉の部分にビタミンA(βカロテン)、茎の部分にビタミンCを多く含みます。 独特の香りは「硫化アリル」という栄養成分で、糖質代謝に関わるビタミンB1の吸収や働きを高めたり、疲労回復効果を高めたりしてくれます。

ベスト4 しらたき

しらたきは、水溶性食物繊維が豊富です。水溶性食物繊維は余分な脂肪を吸着して体外に排出してくれます。しらたきはなんと100gあたり6kcal!カロリーはほとんどないので、たくさん食べても大丈夫なところがありがたい食材。食物繊維やカルシウムも豊富なのも嬉しいですね。

ベスト5 白菜

鍋料理の定番野菜の白菜。白菜の約95%は水分なので、100gあたり14kcalと低カロリーです。ビタミンC・カルシウム・鉄・カロテンなど芯の部分に特に栄養が豊富に含まれています。キャベツに比べ、糖質が少ないのも特徴です。その他にも美肌効果、風邪予防、便秘の改善が期待できます。

熱々の鍋を食べることで、カラダが温まって代謝がアップし、エネルギーの燃焼効率が上がりますよ♪

鍋のスープ&つけダレもひと工夫

ちゃんこ鍋、豆乳鍋、キムチ鍋、みそ仕立てなど、味にさまざまなバリエーションをつけられるのが鍋料理のよいところですね。しかしダイエット中は、カレー鍋やトマト鍋のように、鍋のスープに油分が多いものは避けたほうが無難。また、寄せ鍋やしゃぶしゃぶなど、たれをつけて食べるなら、ぽん酢がおすすめです。ごまだれはカロリーが高いので、つける量に気をつけましょう。

【執筆者】衞藤 敬子/管理栄養士コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。

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