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【取材レポ】秋のお出かけに!最新トレンドメイク by資生堂

  • 2017.9.25
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食欲の秋。芸術の秋。スポーツの秋。ファッションの秋…そう、いよいよ本格的な、行楽シーズンの秋が到来!

さまざまなお出かけシーンの機会が増えるこの季節ならではの、装いと合わせて楽しみたい“トレンドメイク”。ファッションよりももっとさりげなく気軽に取り入れられる、季節のお洒落のひとつである。

そんな今年の秋メイクのトレンドを、いち早く抑えておきたいところ!

今回は、日本を代表する化粧品メーカー・資生堂によるビューティセミナーで、日本の四季と流行、世界のファッショントレンドを知り尽くした同ブランドのメーキャップアーティストならではの「秋のお出かけトレンドメイク」をレクチャーしてもらった。

今回のセミナーでは、資生堂の広告ヘアメイクを中心に、国内外で幅広く活動されている中山夏子氏により、新商品を中心に使ったトレンドメイク2パターンのポイントを教わった。

■最新トレンド!秋のおでかけメイク①「ワントーンメイク」

まずは、資生堂が今季の本命トレンドとして提案する「ワントーンメイク」のポイントをご紹介!ポイントメイクをワントーンで仕上げる「ワントーンメイク」をお洒落に見えさせるコツは、“どこかに抜け感をつくる”こと。そして、色を統一することで全体的にのっぺりとした印象に見えがちなため、トレンドっぽさを出すためには、“立体感”がカギを握るという。

《ベースメイク》
秋の肌は、グロッシーな艶感を抑えた“シアーマット”な質感に着替えるのが◎。まずは「マキアージュ ピーチチェンジベースCC」で、肌のトーンと質感を整える。くるくるとマッサージするように馴染ませることで、うるおい成分をたっぷり含んだ美容液ベースが溶け込み、しっとりするのに肌表面はさらりと仕上がるのだそう!

そして、ファンデーション「マキアージュ ドラマティックリキッドUV」を肌の中央から外側に向かって、丁寧に広げながらぼかしていく。そうすることで、顔全体に立体感が生まれ、小顔効果も叶えられる。

左:マキアージュ ピーチチェンジベースCC
右:マキアージュ ドラマティックリキッドUV (全7色)

《アイメイク》
目元も口元もピンクブームだった春夏と一変、秋冬は落ち着いた印象で肌馴染みの良いブラウン系カラーにシフト。定番のブラウン系メイクを旬顔に仕上げるポイントは、「ワントーンメイク」による“引き算”と“眉の線で魅せる強さ”。このバランスが、今っぽい抜け感に。

まずは眉。今季は、より自然な太さと角度のナチュラルなアーチ型眉がトレンド。「マキアージュ アイブロウ パレット(全3色)」のローズ系カラーなら、どんな眉の濃さ・太さの人でも、ふんわり質感&立体的で、大人ムードな美人眉に仕上がる。

そして、アイシャドウパレット「マキアージュ ドラマティックスタイリングアイズ(5種類)」のベージュカラー2色をブラシで混ぜて、アイホールにぼかしてワントーンのグラデーションアイをつくる。下まぶたも同様にグラデーションにすることで、単色使いでも、ぱっちりと奥行きのある目元に。(後列中央のBE303を使用)

「マキアージュ シークレットシェーディングアイライナー」を目の際を埋めるように入れ、マスカラは上下に根元からしっかりと全体につけて引き締めれば、ナチュラルなのに印象的なモードアイが完成!

《チーク》
のっぺりしがちな「ワントーンメイク」の立体感に重要な役割となるのが、チークの入れ方。耳の付け根と小鼻の間2分の1くらいの位置に肌馴染みのよいチークカラーをぼかし込むと、誰でも横顔美人な抜け感のある表情に仕上がるのだそう。

《リップ》
こっくりとしたディープカラーも今季のトレンド傾向ではあるが、今回は目元と合わせた肌馴染みの良いベージュブラウンをチョイス。少しマットな質感のもので、大人っぽいシックな印象に仕上げると、秋っぽさもグンとアップする。

■最新トレンド!秋のおでかけメイク②「脱マンネリ!大人のカラーメイク」

2パターン目は、資生堂「インテグレート」のアイテムを使った、さりげない遊び心が演出できる、大人のカラーメイク。イベントの多い秋のお出かけメイクにぴったり!最初のメイクをベースに、ポイントとなる目元のアクセントカラーを中心にクローズアップしてご紹介!

主役となるのが、「インテグレート アクセントカラーアイズ CC」。今季トレンド傾向の寒色系カラーを取り入れ、“軽さがありながらも遊び心のある大人のこなれカラーアイメイク”を気軽にデイリーメイクとして楽しめるカラーラインナップと、まぶた用CCベースがセットになった優秀パレット。

CCベースを指先に取り、アイホール全体に馴染ませてから、チップでハイライトカラー、ミディアムカラーをチップでグラデーションになるように色をのせていく。

そして、アクセントとなるラインカラーを細チップに取り、「目尻側→中央、目頭側→中央」に向かってライン状にしっかりと入れる。この時、チップをまぶたと平行に寝かせて滑らせるようにすると、ムラなく綺麗なライン状に発色する。普段のアイメイクの締めカラーでも、早速実践したい小ワザ。

あえて下のアイラインは引かず、アクセントカラーを強調し、リップもピンクベージュのグロスカラーでシアーに仕上げれば、軽さと遊びを兼ね備えた大人のこなれ感溢れる秋メイクが完成!

セミナーではネイビー系の「BL692」を使っていたが、広告ビジュアルと資生堂のスタッフの方々の目元メイクに思わず惹かれて、「GR691」をタッチアップしてみた。

左:インテグレート アクセントカラーアイズ CC GR691
右:インテグレート ジューシーバームグロス PK792

鮮やかなグリーンカラーが、計算され尽くした絶妙なカラーのベージュとグレーの連携により良い感じに肌に溶け込み、お洒落感だけでなく、ほんのりセンシュアルなムードが宿る目元に。

リップの色・質感のチョイス次第で、自由自在に印象チェンジできそうな、普段使いからイベントメイクまで万能にこなせる秋色アイシャドウ間違いなし!

秋のお出かけにはもちろん、いつものメイクをちょっぴり着替えて、秋気分を味わってみては。

『資生堂 マキアージュ』 ( http://www.shiseido.co.jp/sw/products/SWFG070310.seam?brnd_cd=4L )

『資生堂 インテグレート』 ( http://www.shiseido.co.jp/sw/products/SWFG070210.seam?online_shohin_ctlg_kbn=1&zbr=4U )

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