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今さら聞けない!? 話題沸騰の「ジビエ」を初体験してみた

  • 2015.1.5
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いま話題の「ジビエ」をご存じですか? ジビエとは、フランス語で「狩猟による鳥獣肉」を意味し、イノシシやシカ、クマ、ウサギ、カモなどの野生動物の肉を指します。ヨーロッパでは、古来より貴族の伝統料理だったとか。

今年はコンビニやファーストフードなどでもジビエを使ったメニューが登場し、さらに「ぐるなび総研」が発表した、2014年を振り返るのにふさわしい食にも選ばれました。今後、もっとジビエが普及するのではないかと予想されています。

■ジビエ初体験! 高円寺「ジビエ猪鹿鳥」

実はジビエ未体験の筆者。そこで、気軽に一人でもジビエを味わえるお店を取材してきました。やってきたのは、JR中央線高円寺駅徒歩3分の「ジビエ猪鹿鳥」。

テレビ番組や雑誌・漫画などにとりあげられる名店で、料理に使用する肉は、狩猟歴50年のキャリアを持つマスターが自ら獲ってきたものだとか。店内にはシカの剥製が飾られてあったり、箸置きがライフル弾だったりと、ちょっとした遊び心が散りばめられています。カウンター席のみなので、女性一人でも気兼ねせず入ることができますよ。

■絶品ばかり! 素材を楽しむジビエ料理

ジビエは高たんぱく質・低脂肪のヘルシーな肉なので、女性に大人気。また、血肉臭くはありません。今回は、マスターのイチオシメニューをいただきました。

・鹿のタタキ(1,900円)

シカ肉のタタキの上に、にんにくと大根おろし、そしてポン酢がかかっています。とってもやわらかい~! シカ肉は鉄分豊富で、抗癌作用や免疫力を高める作用もあるそうですよ。

・合鴨ネギ間串焼き胸肉(1本350円)

こちらは野生のアイガモの串焼きで、レバーのような食感。市場に出回っている肉は養殖されたもので、野生を食べられるお店は滅多にないそう。「秋が旬と言われていますが、好みは人それぞれ。年中楽しめることができますよ」とマスター。ジビエは季節ごとに味が変わるのも魅力の一つです。

・鹿ステーキ(100g・1,500円)

バターで焼き、塩・コショウでシンプルに味付けされたステーキ。厚さは、1.3センチほどと贅沢! ジビエは素材の味が強くでるので、シンプルな味付けで食べるのがおすすめ。ビールや日本酒・焼酎、ワインなどなんでも合います。マスターいわく、「自分の好きなドリンクを飲むのが一番だよ」。

・猪の焼き肉ロース肉(2,300円)

オリーブオイルで焼いたイノシシの肉。コラーゲンが多く、体内の老廃物処理や疲労回復の効果があるんだとか。こちらも塩で食べるのがGOOD。肉汁を吸った野菜も、たまらないおいしさ。素材の味を楽しむとは、まさにこのことですね。

「ジビエ猪鹿鳥」は、ジビエ料理にしてはリーズブルな料金で、かつ量も多いので大満足! 初体験でしたが、すっかりジビエのとりこになってしまいました。話題になっている今、ぜひ食べてみてはいかがでしょうか。

ジビエ猪鹿鳥

住所:東京都杉並区高円寺南3-58-2 好川ビル1階

電話:090-4249-4543

営業時間:18時~翌1時(閉店時間不定)

定休日:日曜日※表示価格はすべて税込となります

(名久井梨香)

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