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インスタ女子の自撮りは仕方ない!? 「インフルエンサー」でわかる男女の違い。男はナルシスト、女やゲイは…?

  • 2017.9.23
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昼はプランナーとして働く、自称OL(おっさんレディ)のT子の連載コラムです。

アタシ、昼間の仕事はPRだから、たまにSNSで活躍するインフルエンサーのことを考えたりもするんだけど、実は男性のインフルエンサーって少なくってたまに困るんですよね。

まぁ、女子のほうがいろいろ周りに影響されやすいということなんだけど、今回は「インフルエンサー」についてオネエ目線で考えてみます。

褒め合い女子のイイネ!コミュニケーション

まず、今女子に人気のSNSといえばインスタグラムですよね。

20代女子では約6割、10代・30代でも4割くらいが利用しているらしく、グルメもイベントも「インスタ映え」を気にしたものが多く出ています。さすがに街中でキメ顔を何度も撮り直している女子とか見ると、オバさん的には「何だかなぁ」とか「もっと違うこと頑張れば?」と思ってしまいますが…。今や写真や動画投稿のインスタグラマーが花盛りといった感じ。

みんな「イイネ!」をもらうために頑張っているんだけど、確かに女子ってお互いに褒め合うことが好きなのかも。「●●ちゃんの今日の服かわいい~」「ありがと~! XXちゃんのメイクもいい感じだよ」とか、薄い会話も日常コミュニケーションですからね。

そこは女子のコミュニケーション力の高さだし、メイクにオシャレといろいろと参考にしたいことも多いから、女子同士のいろんな繋がりも大切にしたいのかも。だからSNS女子の中でも影響力の高いインフルエンサーは、ホントすごい発信力と影響力だし、同性ファンはもちろん異性までつかんでいますよね。

男は凝り性でナルシストアピールな生き物

一方、男性ではもちろん孫社長や高須先生など、自身で情報を発信しフォロワーも莫大で世の中に影響力ある方々はいますが、かといって彼らは影響者ではありますが商業的なインフルエンサーという感じはあまりしません。

男って自分のこだわりが強いから、人のことを評価や分析のコメントはしても意味なく褒めるとか苦手なんですよね。誰かが「●●はおススメ、ぜひ使ってみて!」と言っていても、俺は自分で見て調べて判断するってなっちゃうし。でも、YouTubeやニコニコ動画といった、「俺って面白いだろ? スゴイだろ?」なメディアでは、男子は大活躍! 人気ユーチューバーって男性比率高いですからね。

結局、男は自慢をしたい生き物です。それでいて凝り性だから、いい作品を作れちゃうしね。人に影響はされにくい“ナルシストアピール”は、女子の“アタシを見てアピール”とは似て非なる感じがします。

フォロワー5000人超えはざらにいるゲイの世界

そして、アタシたちゲイのコミュニケ―ションですが、ことSNSではかなり女子寄りな行動の気が…。

モテ系ゲイは脱いだ画像やSNOWアプリを使ったような自撮り好きな人が多いし、ビーチパーティーやBBQのリア充アピールも大好き。非モテ系だってインテリやお笑い、場末やエロなどそれぞれの持ち味でSNSでの交流は盛んです。さらに男の面もあるから、作り込んだクリエイティブな画像とか考えられた文章とかもあったりして。お仲間の間で共感や反感が生まれるような投稿となると、その情報拡散力や炎上はハンパないです。

さらにクローズドな世界なので、インフルエンサーとして一般には認知されていませんが、フォロワー5000人以上の有名な子なんてざらにいて、そういった子は国内だけでなく台湾や韓国など海外でも知られているという。こう考えると、アタシたちマイノリティーって限定されたコミュニティーでも、共通意識で繋がれる世界の人々が集まれば大きなコミュニティーとなる存在で、今のSNSの時代にぴったりなんでしょうね。

「クソリプおじさん」って知ってる?

ということでいつもの通りテキトーにいろんな目線で書いていますが、インスタ女子のみなさん、たぶん褒め合いコミュニケーションって女子特有のものだから、ハマってしまってもしょうがないんです。だけど、男の人からは理解しにくい部分もあることを少しだけ分かってね。

そうそう、アタシたちの間でだいぶ前に「クソリプおじさん」って言葉が流行ったの。

若いかわいい子と絡みたいがためにそんな子の投稿にど~でもいい“クソみたいなリプライ”を返すおじさんのことなんだけど、きっとかわいい女子もなんか分からないおじさんからの同じような経験をしているかも。

でもそれってブスにはなくってかわいくって得をしている代償のようなものだから、まぁうまく世渡りするのよ。アタシにはクソリプは来ないんですが…。

■PROFILE

T子
新宿2丁目のドラァグクィーンやお店のママから、各界のスペシャリストや芸能人までさまざまな人脈を持ち、シティリビングにてインタビューコラム「おネエno部屋」を3年間にわたり連載。恋愛、美容、仕事、人生など、さまざまなOLの悩みに答えてきた。昼の姿はプランナーとして、PR会社に勤務する普通のOL(おっさんレディ)。最近の趣味はグルメとインテリア、そして愛犬のジジと遊ぶこと。

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