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お砂糖も卵も生クリームも使わないのに満足! 「濃厚かぼちゃプリン」【今日の時短ごはん Vol.25】

  • 2017.9.20
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こんにちは。料理研究家の越野美樹です。かぼちゃがおいしい季節になりましたね。天ぷらや煮物、スープ、サラダなどもいいけれど、かぼちゃはスイーツにするのもオススメですよ。今回は、豆乳とメープルシロップを使って簡単に作れる「濃厚かぼちゃプリン」をご紹介します。

「濃厚かぼちゃプリン」は、オーブンで焼いたり蒸し器で蒸したりする手間がなく、思い立ったらすぐに作れます。卵を使わないのでスが入ることもなく、寒天を加えるから、プリンが固まらないなどの失敗もなく、誰でも簡単に作れますよ。

甘いかぼちゃを使ったプリンには甘味料はあまり必要なく、お砂糖の取り過ぎが気になる方にも安心です。卵や生クリームを使わなくてもクリーミーで、濃厚なかぼちゃの味が楽しめます。

かぼちゃの甘さを生かし、甘さ控えめながら子どもも大満足の「濃厚かぼちゃプリン」は、かぼちゃがたっぷり入っていて、まるでスイートポテトのような食感。水分が多くてべちゃっとしてしまったり、甘さが足りなかったりなど、残念なかぼちゃもプリンにしてしまえばおいしい一品に大変身します。

今回ご紹介するレシピでは甘くてホクホクのかぼちゃを前提にしていますので、煮物にしてもおいしくないようなかぼちゃを使う場合には、プリンの生地に入れるメープルシロップの量を倍くらいに増やしてみてくださいね。

■「濃厚かぼちゃプリン」
調理時間 20分

レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹

<材料> 4人分
かぼちゃ 150g
粉寒天 3g
水 100cc
豆乳 200cc
塩 ひとつまみ
メープルシロップ(プリン用) 大さじ1
メープルシロップ(シロップ用) 適量

<作り方>
1、かぼちゃは小さめに切って鍋に少量の水とともに入れて中火にかけ、沸騰したらふたをして弱火にし、10分ほど蒸し煮する。

2、鍋に粉寒天、水を入れて中火にかけ、常に木べらで混ぜる。沸騰したら弱火にして2、3分混ぜながら火にかける。

3、豆乳を少しずつ加え、温まったらカボチャと塩とメープルシロップを加えて火を止める。ブレンダーでなめらかにする。

4、3を器に入れて冷やし固める。お好みでメープルシロップをかける。

寒天は完全に沸騰しないと溶けないので、一度は真ん中からブクブクと泡が立つまで加熱してくださいね。常温でも固まりますが、暑い日には冷蔵庫で冷やすのがオススメです。お好みでクリームやフルーツ、ナッツやミントなどをあしらってもGOOD。

■「濃厚カボチャプリン」のアレンジ例

●アレンジ1 かぼちゃ丸ごとプリン

坊ちゃんかぼちゃをくりぬいて丸ごと蒸し、種とワタを除いて身をくり抜きます。プリンの生地を坊ちゃんかぼちゃの中に流して固めれば、丸ごとカボチャプリンのできあがり! 冷めたら切り分けられるので、大きいカボチャを使えばホームパーティなどにもオススメです。

●アレンジ2 かぼちゃプリントースト

カボチャプリンを食パンやバケットにのせて、トースト。見た目も楽しく、濃厚なかぼちゃの味が楽しめて、朝食やおやつが楽しくなりますよ。今回は、シナモンとクルミをのせ、たっぷりメープルシロップをかけてみました。

カボチャをさつまいもに変えたり、プリンの生地にココアやジンジャー、シナモンを加えるなどしてアレンジもいろいろ楽しめます。かぼちゃ好きにはたまらない「濃厚かぼちゃプリン」、ぜひお試しください。

(越野 美樹)

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