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スズキ タカユキ 2015年春夏コレクション - “影”を表現することで感じさせる光

  • 2015.1.4
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スズキ タカユキ(suzuki takayuki)が2015年春夏コレクションを発表した。

「今よりも光を放つものが少なかった時代、人は影と共存し、その微妙な変化や違いの楽しみ方を知っていたんです。例えば日本では、ふすまなどで影を楽しむ文化があったんですよ」。そう語ったデザイナーのスズキ タカユキ。洋服が日本に入ってきて100年経った現在。今シーズンは、日本ならではの影を表現することで、光を感じさせる洋服を提案する。

その影と光は、素材で表現された。コートやパンツには、陰影がつくようしわ感のあるリネンが用いられている。そしてシャツやワンピースには、薄手のコットンシフォン素材を使用したほか、トップスには少し光沢のあるファブリックを採用し、清らかで優しい雰囲気を演出した。

また、たっぷりとした生地使いで、美しい表情をみせたのも今季のポイントの1つ。ロングスカートは、タックを2重にすることでボリューミーなシルエットを完成させた。フォーマルなブラックワンピースは複雑なタックを取り入れ、やや立体的な仕上がりに。そのほかフレアワンピースは、裾がアシンメトリーになっていて、ロング丈のシャツと共にコーディネートされた。

カラーは、アイスグレーやチャコールグレーといった、繊細な色合いを採用。また、毎シーズン生成りといったベージュがかったホワイトを用いることが多いが、今シーズンは明るいオフホワイトを使用し、ここでも光を意識した。そして普段あまり見られない柄として、ストライプがコートなどに見られ、新鮮な風を吹き込む。

そのほか、ブランド初のデニムが登場。腰回りはゆったりとしたサイズだが、裾にはテーパードがかかっていてすっきりとしたシルエットが特徴だ。また、柔らかなストールがとりつけられたロングコートが展開。さらに、貝殻でできたボタンがとりつけられたサルエルパンツなど、ディテールにまで拘りが光った。