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幸せの鍵は行動にあり! イタリア流・彼との絆の作り方【後編】

  • 2015.1.4
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前編

では、ふたりの気持ちをより強く結びつけるためのイタリア流「絆の作り方」をご紹介しました。後編でも、さらに詳しくポイントをお伝えしていきます。

■彼の短所から学ぶ

国内外を問わず旅行好きな、とある知人女性のパートナーは「超がつくほどの方向オンチ」だそう。ふたりで行った外国旅行の話をたまに聞いていたので、それを知った時は驚きました。

それじゃ一緒に旅行しても楽しめないのでは? と聞くと「それまではいきあたりばったりの気まま旅だったんだけど、彼と旅行するようになってからは事前に私自身できっちり調べてから行くようになった。地理があらかじめ頭に入っているほうが現地であわてなくて済むから助かるし、勉強にもなるから一石二鳥よ」と笑う彼女。

そんな彼女を横で見つめながら「僕は地図を読めないから、彼女の助けになればと思って英語を勉強した。そうしたらそれが転職の助けになって、本当に良かったよ」と話す彼の姿は、とても幸せそうでした。

「カンペキな人間なんて存在しない」。よく聞くセリフですが、どんなカップルにもこれは当てはまります。前編でも少し触れましたが、欠点や短所は誰でも持っているもの。直せないような短所(自分を含めた第三者に迷惑をかけない範囲で)がある場合は、それを受け入れられるかどうかをまず考えて下さい。自分のキャパの範囲であれば受け入れ、彼をフォローしてみましょう。

ピンチをチャンスに変えることで、「ちゃんと受け止めてくれているんだ」とあなたの存在を感じることにつながれば、ふたりの絆をさらに深めていく効果を期待できます。また、今までの自分の未知の領域をフォローすることになれば、ふたりで一緒にブラッシュアップできるきっかけをつかむことも難しくないでしょう。

■彼の長所をマネする

「人と関わる仕事をしたい」という本人の希望とは裏腹に、機械のメンテナンスをする会社で働いている彼を、ある知人女性はずっと支えていました。彼の長所は「人の話をきちんと聞き的確なアドバイスを出せる」ところ。彼女が、孤児のための心のケアのボランティアをつとめた時、彼の真似をして子どもたちに接したそうです。

ある少年は、彼女が帰るところをいつまでも見送り、次に彼女が来るのを心待ちにするようになりました。その話を彼にしたところ彼もボランティアに参加。さらにそれがきっかけとなり、カウンセラーとして勤務するようになったそうです。

相手の良いところを見つけると、こちらの気持ちまであたたかくなるものです。そこで一歩、彼の心に踏み込んでみて下さい。ホメるだけではなく、彼の長所を自分にも取り入れてみましょう。

「真似は最高の賛辞」とも言うもの。お互いに共通する長所を持つことで「なんだか親近感がわくな」と思ってもらえれば、ふたりの距離もぐっと縮まります。相手に対するリスペクトの気持ちが伝われば、ふたりの絆が自然と強まっていくことでしょう。

恋が始まれば、相手の心へ一直線に飛び込んでいきたい気持ちが自然と芽生えてくるものです。そんな中でも、少しだけ冷静でいる時間を忘れないように心掛けることが、ハッピーなお付き合いを持続させる近道と言えるでしょう。パートナーと長く一緒にいられるよう、できることから始めてみてくださいね!

(金丸 標)

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