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「仕事とわたしどっちが大事なの?」女子とはちがう男子の恋愛のスタンス

  • 2017.9.17
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「仕事と恋愛を両立させるには、どうすればいいのでしょうか」という悩みを持っている男子は少ないです。こういうことを悩み、人に相談するのは、たいてい女子です。今回は、男子の仕事観と恋愛観について、見ていきます。

■■男は「1番が仕事、2番が恋愛」

仕事と恋愛の両立に悩まない男子は、実際に仕事と恋愛の両立ができているのか?といえば、できている人もいるでしょうし、できていない人もいるでしょう。
ただ、考え方として、仕事のあとに恋愛(彼女)がついてくる、と考えている男子は、まともな男子を中心に多いように感じます。
つまり、年上の魅力ある男性がよく言うように、「男はまず仕事。仕事ができるようになると、その魅力に女性が自動的についてくる」ということです。
こういうことを無意識にではあってもわかっている若い男子もいます。女子のなかに「仕事ができない男の人はイヤだ」と言う人っていますよね?男子は、そういう女子の言葉を耳にしたことがなくても、「仕事ができないと男が廃る(すたる)」と勘で知っています。だから仕事と恋愛の「両立」とは考えないんですね、まず仕事。次に恋愛、です。

■■両立という考え方じたいが怪しい

そもそも、「両立」という考え方じたいが、どことなく怪しいのです。たとえば高校生のとき、学校の先生から「部活と勉強の両立」を言われた人もいると思います。
オトナになった今、振り返ったときに、そう先生に言われて良かった、と思っている人もいれば、「あれは詭弁(きべん・・・人を言いくるめる言葉)だったな」と感じている人もいるそうです。
つまり、放課後にみだらな行為をするのではなく、部活で健全にカラダを動かして、同時にお勉強もがんばって・・・・・・という、国が(文科省が)お薦めしている「健全な高校生」という「枠」に生徒を入れ込むための詭弁ではなかったのか、と言う人もいるということです。
部活のことはよく知りませんが、拡大解釈すれば、ようするにどっちもがんばら「なくてはならない」とか、なんらかの努力や辛抱をして健全な高校生活を送りなさい、というようなことなのかもしれません。
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努力とか辛抱って、しなくてもいいことです。部活をしたければ部活を精一杯すればいいし、お勉強が嫌いであれば、勉強なんてしなくても本当はいいんですよ。
恋愛と仕事の両立もおなじです。恋愛に舞い上がってしまって仕事が手につかない、ということであれば、極端に言えば、本当は仕事なんかしなきゃいい。でもそれでは食っていけないので、両立のことを考えるのでしょうけど、きっと無理があります。

■■恋愛って、義務じゃないですよね?

春日大社の宮司さんが、女性とは命をつなぐ性である、と言っています。産む・産まないは、その人の自由な判断でいいのですが、古来、神様はそのように女性をつくった、という最高位の神職の言葉です。
男はどんなに子どもを産みたくても産めないわけだから、女性は命をつなぐ性であるという言葉を認めるなら、女子が恋愛にハマってしまって、仕事と恋愛の両立がむずかしくなって「ふつう」でしょう。
より良い男(仕事ができる男)を、いかにゲットし、いかに彼の気をほかの女子にそらさないようにするか、を(仕事そっちのけで)本能的に真剣に考えて「ふつう」でしょう。
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「両立」という言葉には、どちらも「しなければならない」という、義務のニュアンスがあります。でも恋愛って、義務じゃないですよね?
どっちもしなければならない、ではなく、どっちも「楽しむ」ためにはどうするべきか?と考えたほうが、自然な感じがしませんか?恋愛も仕事も、どっちも楽しむ。
「両立しなければならない」と「どっちも楽しむ」は、似ているようなことを言っている言葉ですが、行きつく先は大きくちがいます。「ねばならない」で考えると、どういうわけか、ぎすぎすと、つらくなっていくのです。**
「楽しむ」は、男子にはなかなか持てない発想です。どちらも楽しめるのは、女子の特権。特権を駆使している女子を見て、男は「おれも仕事をがんばって、こういういい女子に好かれたい」と思います。
両立させなくてはならない、ではなく、どっちも楽しむのです。(ひとみしょう/文筆家)
(ハウコレ編集部)

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