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心に語りかけるムスクの香り

  • 2017.9.12
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植物の匂いよりも人の本能にアピールするのが動物性の香料。その代表、天然のムスクは稀少なため現在ではほぼ使われなくなったが、精度の高い合成香料により、ムスクの香りは今なお数多く発表される。シルキーな人肌を思わせる深みのある甘い香りが人を魅了してやまない

(右)オレンジのまろやかな香りをシルキーなムスクが甘くソフトに包み込んで。ラルチザン パフューム イストワール ド オランジェ オードパルファム(100㎖)¥19,500〈限定発売〉/ブルーベル・ジャパン

(中央)1930年代から60年代にかけて一世を風靡したフレグランスメゾンが復刻。ミュゲ、イランイラン、ジャスミンにローズ……、白い花々とムスクが織りなす永遠のエレガンスに心震わせて。
ルガリオン ソルティレージュ オーデパルファム(100㎖)¥18,500/インターモード川辺 フレグランス本部

(左)蠱惑的なローマの夜をイメージ。ジャスミンとチュベローズをブラックムスクと深みのあるウッディノートで妖艶に。ブルガリ ゴルデア ローマン ナイト オードパルファム(50㎖)¥11,800/ブルガリ パルファン事業部

内なる情動を呼び覚ます、美しいひとのための官能香水

SOURCE:SPUR 2017年10月号「美しいひとのための官能香水」
photography:Kaz Arahama〈D-CORD〉 styling:Masayo Kooriyama edit:Teruno Taira special thanks:Maho Yamada(Fragrance adviser)

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