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深入りは厳禁!? “ベビーシッター”で働いた人の体験談と注意点3つ

  • 2017.9.8
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ベビーシッターの仕事は、育児が一段落ついたママたちが「もう一度働こう」と思ったときに気になるパートのひとつ。

求人広告を見ると、自分の子育て経験を生かせる、勤務時間が自由でプライベートがしっかり確保できる……といった華々しい謳い文句が並びますが、実際のところはどうなのでしょうか?

そこで、ベビーシッターとして働いたことのあるママさんたちに経験談をインタビューしてみると、意外な“落し穴”が見えてきたんです。

今回は、ベビーシッターとして働き始めるときにハマってしまいがちな落し穴3つを挙げながら、対策についても考えていきましょう。

●(1)仕事のドタキャンが多い

『仕事が急になくなることは、しょっちゅうありますね。こちらは他の誘いを断って予定を開けていたのに、当日の朝突然「今日はおじいちゃんが見てくれるから、シッターはいりません」とか「子どもが熱を出したので、しばらく依頼はナシです」とか言われちゃう。全部向こうの都合で、予定は狂うし給料は減るし……ベビーシッターって、不安定な仕事 なんだと思い知りました』(40代女性/シッター歴4か月)

子どもを取り巻く事情って、突然変わるんですよね。

子育て経験があるなら骨身にしみて分かっているはずのことですが、いざ仕事として捉えると話は変わってきます。度重なる変更連絡に、戸惑いやイラ立ちを感じてしまう人もいるでしょう。

仕事のキャンセルが、そのままお給料に響いてしまうのも痛いですよね。

イラ立ちを少しでも減らすためには、最初の契約がとても大切。

月給制にしてもらう、最低保障額を決めておくなど、お給料面をしっかりと相談し、取り決めておくといいですよ。

●(2)平日・日中の仕事は少ない!

『娘が学校に通うようになったので、日中がポカンとあいてしまいました。時間を有効活用したくてシッター会社に登録したのですが、定期的な仕事は早朝や夕方以降、土日ばかり。平日の日中はとても少ない んです。思っていたのとちょっと違いましたが、働かないよりはいいかなという気持ちでやってます』(40代女性/シッター歴6か月)

そうなんです。シッターの需要があるのは、主に保育園や幼稚園がカバーできない時間帯。

つまり、朝の7時〜9時、夜の18時〜22時が最も必要とされているんです。主婦が気軽に働ける時間帯とはとてもいえませんよね。

平日の日中しか働けない場合は、時おりパッと出るスポット的な依頼を見逃さないよう、アンテナを張っておく必要があるといえます。

●(3)思わず深入りしすぎちゃう!?

『かつて「お兄ちゃんのお受験で忙しいので、下の子を見ていてほしい」という依頼を受けていました。受験が迫ってくるにつれ、ママはお兄ちゃんにかかりきり。家庭の雰囲気もどんどん緊迫してきました。そんな中、ママに構ってもらえない下の子があまりにもかわいそうで、つい情に流されてしまったんですよね。

契約時間外でも「楽しく過ごせてるかな」「ご飯を食べさせてもらってるかな」と常に気になり、自分の孫にお菓子を買う時に「ついでに○○ちゃんのも買ってあげよう……」と、過剰に入り込んでしまった んです。時には、下の子を放置しすぎているママにイラ立つことも。心がとても疲れてしまいましたね』(50代女性/シッター歴3年)

家というプライベート空間に入るため、家庭の状況がよく分かってしまうのがベビーシッターという仕事。いいことも、悪いことも知ってしまうかもしれませんが、深入りは禁物です。

依頼内容以上のことをすると、たとえ子どものために良かれと思っていたのだとしても、依頼主の反感を買うことがあります。

どんなに子どもがかわいくても、仕事はきちんと一線を守って行わなければなりません。また、子どもが好きな人ほど冷静に、ドライに接するよう心がけたほうがよさそうですね。

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いかがでしたか?

いくつかの注意点はあるものの、かわいい子どもたちと直に接することができるベビーシッターはやりがい抜群の仕事です。

子育てが一段落したママたちにとっては、社会に復帰するためのいいファーストステップにもなるでしょう。

興味がある方は、シッター登録会社に一度連絡してみてはいかがでしょうか。素敵なベビーシッターとして、デビューできちゃうかもしれませんよ。

●文/パピマミ編集部

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