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文字美人になろう! 謝罪のフレーズ「心よりお詫び申し上げます」

  • 2017.9.5
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お詫び文字は、崩しすぎず丁寧に

「心よりお詫び申し上げます。」などのように、お詫びの気持ちは、何と言っても一文字ずつ丁寧に文字を書いていくことが基本です。崩しすぎず、心を込めて書きましょう。
癖であったり、大人っぽくしようとしたりして文字を崩した結果、受け取り手が読めなくなることが一番NGなパターン。字を書くのが苦手な人でも、まずは、誰が見ても判読可能なレベルで丁寧に書き、相手に誠意を伝える姿勢が重要です。
また、丁寧に文字を書くことは、美しい文字を習得する足掛かりとなります。

お詫び状の基本マナーを知る

マナーを知らずにお詫び状を書いては、せっかくの美文字が台無し。カジュアルな普段着で、冠婚葬祭のセレモニーに参列するくらい場違いです。
お詫び状の基本マナーは、白い無地の便箋と封筒に縦書きで文字をしたためること。日本では昔から改まった場面では縦書きが用いられてきました。
ただし、ビジネスでは横書きが一般的なので、お詫び状を用いるシーンによっては使い分ける必要があります。白無地の便箋や封筒を用意しておけば、縦横どちらの書式にも対応できて便利です。

「結び」の形で差をつける

丁寧に文字を書くことに慣れたら、美文字になるちょっとしたテクニックを使ってみましょう。
お詫び文で定型句として使われる「心よりお詫び申し上げます」という文章の、「よ」「ま」「す」に注目。全て文字の中に丸い形があり、これを結びと言います。結びを大きく、まん丸に書くと子どもっぽい印象になってしまうので、小さくつぶした形にすると綺麗です。

漢字とひらがなのバランスに注意する

ともすると、美しい文字を書くことばかりに注意が行きがちですが、綺麗な文章とは、バランスが取れた文字の集合体であることを忘れてはいけません。
画数の少ないひらがなは、同じサイズで書くと漢字よりも大きく見えてしまうので、若干小さめにすると文章全体のバランスが整って見えます。ちょっとしたコツですが、仕上がりが美しくなるのでおすすめです。

お詫びの気持ちは本当なら面と向かって伝えたい言葉。それを文章で伝えるということは、文章で気持ちが伝わるよう綺麗に丁寧に書いた文字が必要となります。メールやSNS全盛時代ですが、機械を通したものよりも、誠意が伝わりやすいのが手書き文字です。
丁寧に書かれた美しい文字には人柄が表れるので、お詫びしたい真摯な姿勢が相手に伝わりやすくなるでしょう。コツをおさらい、実践して、習得した美しい文字をお詫び状に活かしてください。

監修/萩原季実子

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