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あなたの身の周りにもいる? パターン別デキる女

  • 2017.9.2
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昼はプランナーとして働く、自称OL(おっさんレディ)のT子の連載コラムです。
24時間テレビの今年のマラソンランナーはブルゾンちえみさんでしたね。ブルゾンさんといえば、効率的な仕事ぶり、充実した私生活の「キャリアウーマン」ですが、なんとなくゲイの周りって、なぜか仕事がデキる女が多い気がします。ということで今回はアタシの身の周りにいるさまざまなキャリアウーマンをパターン別に紹介してみたいと思います。

フェミニスト系キャリアウーマン

女性向けの仕事をしている企業には、「女性として社会に役に立ちたい」「女性らしさを生かしたい」と、仕事に対して前向きな女性が多く見られます。彼女たちは結婚・出産があっても仕事を継続し、割と自立した印象。

でもね、その中で上に登り詰めている女性たちって、婚期を逃してしまった人が比較的多い気が…。

会社の雰囲気や制度としては“女性が働きやすい”のに、女だらけの大奥のような環境では、ほかの女性と“差”を付けるために、出会いや恋愛を犠牲にしてしまうのでしょうか? まぁ、少なくともアタシの周りでは、そもそも“自己実現”を追求しがちなので、「仕事や趣味に没頭している間に…逃しちゃった」だけで本人たちはいたって幸せそうです。

SEX&THE CITY系キャリアウーマン

一般企業に多いのが、テレビドラマや映画などに登場する女性のように“なりたい”という、キャリアウーマン。

いわゆる仕事でのシンデレラストーリーに憧れるタイプです。アタシの友人では、SEX&THE CITYのキラキラした世界に憧れて、サマンサと同じPRの仕事に就き、今や男を手のひらで転がすのではなく、足で使えるくらいの大物もいます。彼女たちは、“この世界でこうなりたい”という願望を目標に変えて努力をしているので、ホント強い。たまに取引先とかで、ちょっと強めのデキる女が出てくることあるでしょ!? きっと、そんなパターンよ(笑)。

でも彼女たち、努力して頑張っている分、自信もあるけど、“なりたい”ってコンプレックスが原動力だから、どこか内に弱さがある気がする。外では強い女だろうけどね。

武装系キャリアウーマン

キャリアウーマンの最強パターンと思われるのが、もう中身が男で外見だけ女と言えるような方々。男の強さを持ちながら見た目で女も使えるから、怖いものなしです。

男性中心の業界でキャリアを確実に積み上げている男勝りの女性って、最初は見目麗しい乙女だったのでしょうが、どこからか男らしくなったんでしょうね。そういった女性ってスーツを着た男性のように、仕事のスタイルもビシッとしている気がします。

これアタシが思うにですが、“女だからといって軽く見られたくない”という「武装化」の気が。まぁ、周りのおっさん連中からあーだこーだ言われながら自分のポジションを築いてきたのですから、ツッコミどころを無くすためにも自分の隙を隠したい気持ちが人一倍強いんでしょうね。

ゲイとキャリアウーマンの相性がいい理由

ここまでパターン別に紹介しましたが、あなたはどれか当てはまりましたか?

当てはまらなかったアナタはダメウーマンではなくフツーのウーマンです。

さて、冒頭でお話したようにゲイの周りには仕事がデキるキャリアウーマンが多いのですが、それって自分を「女として見られない」ことに居心地良さを感じるからだと思います。逆に「女として見て」と言われたら、ゲイとしては“はっきりいってウザい”です。

ちなみにアタシがもし女性だったらなってみたいのは、女を使ってのし上がるキャリアウーマン。ドロドロで波乱の世界にドキドキします(笑)。

■PROFILE

T子
新宿2丁目のドラァグクィーンやお店のママから、各界のスペシャリストや芸能人までさまざまな人脈を持ち、シティリビングにてインタビューコラム「おネエno部屋」を3年間にわたり連載。恋愛、美容、仕事、人生など、さまざまなOLの悩みに答えてきた。昼の姿はプランナーとして、PR会社に勤務する普通のOL(おっさんレディ)。最近の趣味はグルメとインテリア、そして愛犬のジジと遊ぶこと。

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