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「いい洋服」と「恋の武器になる洋服」のちがい

  • 2017.8.29
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「モテ服」をネットで研究して、ネットで見たものを洋服屋さんで買う人の中には、「もっといい(高価な)洋服を着たい」と思っている人もいるそうです。
今回は「いい洋服(高価な洋服)」と、「モテる洋服(恋愛の武器になる洋服)」のちがいについて見ていきます。

■■「自己投資」と「浪費・消費」

たとえばモテたいと思って、無理をして高価な洋服を着て、モテなかったらどうなるのか?といえば、当の本人はすごく傷つくはずです。「高価な洋服を着たらモテるだろう」と信じて、無理をして(たとえばクレジットカードを何枚も駆使して)買ってもモテなかったとなると、もうやりようがないですもんね。
男で「高価な車に乗ったらモテる」と信じ込んで高価な車を買う人とおなじです。それでモテなくて、自転車しか持っていない男がモテまくっていたら、その人は神様に「人生ってどうなっているんでしょうか?」と尋ねちゃうかもしれない。
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多くの人は「じぶんへの投資」と「ホントにいいもの」のちがいがわからないのだろうと思います。高価な洋服(たとえば女性誌の最初のほうの広告に出ているような洋服)を買うことは、ふつう「浪費」とか「消費」といいます。
「少しでも高価な洋服を着ること=いい女性になること」とか「高価な洋服に包まれているわたし=なりたいじぶん」というような方程式は、お洋服をたくさん買ってもらいたい会社が作った方程式であり、それは単純に「浪費」とか「消費」を促進しているわけです。

■■ホントに「いい」洋服とは?

じぶんにとってホントにいい洋服とは、着ていて心地いい洋服のことです。着ているだけで気持ちがウキウキするような洋服。そういう洋服に高いも安いもありません。
みなさん、何百万もお給料をもらっているわけではないでしょうから、しま●らやフォーエバーなんちゃらなどで買った手持ちの洋服のなかに、そういう洋服があるはずです。そういう、「ウキウキする」ものを身につけるから、それが恋の武器になるのです。
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高価な洋服は、お金持ちになってから買うといいです。べつに一生そういう洋服を着ないからといって、それがすなわち不幸というわけでもないですしね。心地いい洋服や、着ているだけでウキウキする洋服をたくさん持っている人のほうが、幸福度は圧倒的に高いのです。
もちろん、高価な洋服を着ないとウキウキできない人は、がんばって高い洋服を買えばいいのですが、100円のTシャツでもウキウキできることもあると思えば、そこまで無理することもないのでは?

■■男子が見ているのは「女子の洋服のココ!」

洋服に限らず、アクセサリーやカバン、靴、時計、なんでも恋の武器にしようと思えば、武器になります。それらのものは、男目線でいえば「浪費して買ったものか」「好きで身につけているものか」というのを、まず見ます。当然、後者のほうがポイントが高い、つまり恋の武器たりうるのです。
芸能人でもおなじです。チープそうに見えるけど、好きで大切にしている「私物」を身につけている芸能人って、どことなく幸せそうですよね?もっともそういう私物って、あとから調べたらかなり高価なものだったりもするわけですが。(ひとみしょう/文筆家)
(ハウコレ編集部)

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