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家事負担は2倍以上!? 同棲生活でケンカになりやすいポイントと対処法

  • 2017.8.22
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結婚前に、恋人とより仲を深めようと同棲生活を始めるカップルは少なくありません。

結婚のシミュレーションという意味合いもあり、知らなかった部分を目にすることができる機会でもあります。

しかし、他人同士が一緒に生活をするというのは想像以上にハードルが高いもの。

ちょっとしたことで大げんかに発展することも珍しくありません。

今回は、同棲生活でケンカになりやすいポイントとその対処法などをご紹介します。

●(1)睡眠に関すること

『毎日一緒に人と寝なきゃいけないというのがこんなにも苦痛だとは思いませんでした。いびきはうるさいし寝相もヒドい。しかも、彼は夜勤があるので夜中にガサゴソと起こされることもあるんです。睡眠不足になると日中もイライラするし、些細なことでケンカすることが増えました』(20代女性/事務)

『寝起きが悪い彼に辟易しています。目覚ましでは起きれないからと私に頼むのですが、どれだけ起こそうとしても起きません。むこうも寝起きは機嫌が悪いので、やっと起こしたとしても言われるのは文句だけ。仕事で疲れているとはいえ、これが毎日続くとなると憂鬱ですね』(30代女性/アパレル)

一日の疲れを癒すための睡眠は、最もケンカのきっかけになりやすいものと言えるでしょう。

全く同じタイミングで就寝していたとしても、どちらか一方が騒音を発すれば途端にストレスに。

同棲していないときにもお互いの家に泊まるなどし、ある程度就寝スタイルは把握していると思いますが、それが毎日のこととなるとこれまで気にならなかった些細なことも許せなくなってくる のです。

朝が苦手という人もしっかりと起きるようにし、どうしてもスタイルが合わないという場合には別室で寝ることを検討する必要もあるでしょう。

●(2)家事に関すること

『夜は私の方が帰りが早いため、食事の準備をするのは私になっています。食事を作るのはいいのですが、「帰ってくる時間に合わせて作ろう」とか思うのってストレスですね。同じメニューを作るのでも、人に合わせて作るというのは大変。しかも彼が味にうるさくて、褒めてくれることはめったにありません。結婚が不安になってしまいました』(30代女性/販売)

『同棲を始めるときにすべての家事を書き出して、全部を均等に割り振ったんです。トイレ掃除は彼女の分担だったのですが、突然「いつも汚すのはあなたなのに私が掃除するのは不公平!」と激怒されました。最初に決めたことに文句を言われるのはどうかと思いましたが、しぶしぶ受け入れて交代しました』(30代男性/営業)

一人暮らしで家事などをこなしていたとしても、それはあくまで自分のためにやっていたこと。

これまでは自由に、思い立ったときにできていた炊事、洗濯なども、相手に合わせてしなければならない となるとその負担は2倍では済まないでしょう。

他の人のためにするとなると少なからずプレッシャーがかかりますし、褒められるなどの報酬がなければ不満が溜まるものです。

あらかじめルールを決めておくことで納得感を得られますが、それも生活するなかで柔軟に対応することが重要。

お互いの気持ちを考え、協力し、感謝の言葉を忘れずにしたいですね。

●(3)生活スタイルに関すること

『自分の家だと勘違いしているのか、夜遅くに平気で友達を連れてくることがあります。こっちは見られたくない部分もあるし、なによりその自分勝手さが許せません。男性は少しぐらい部屋を散らかしていても何も言われないかもしれないけど、同棲している部屋がだらしない状態になっていたら私がダメな女だって見られるんですよ!』(20代女性/編集)

『彼女の家に転がり込む形で同棲を始めました。プライベートな時間が減るのは想定していました。ただ、同じ部屋にいながらそれぞれが好きなことをすれば問題ないと思ってましたね。でも始めてみると自分の部屋にいるのとは大違い。これまで大好きだったゲームや読書、音楽を聞く時間も気になって仕方がありません。彼女と共通の趣味とはいえ一緒にやるものでもないですし、2部屋以上ある家に引っ越したいですね』(20代男性/不動産)

友達はもちろん、家族を平気で呼ぶ人もいて、そういう場合には事前に一声かけてほしいと思うのは当然でしょう。

呼ぶ方としては気心知れた人や身内でも、パートナーにとっては赤の他人です。

また、プライベートな時間が失われるストレス も決して少なくありません。

最初からそれぞれの部屋が持てるような家で同棲をスタートさせることができればいいですが、どちらかの家に住み始めるということも少なくないはず。

一緒に過ごすのは、「毎日」「長時間」ということを頭に置いてスタートさせる必要があります。

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いかがでしたか?

相手を思いやるという基本的なことができていれば回避できるケンカも、信頼関係ができていると思って軽く考えてしまいがちです。

また、もしケンカをしてしまったらその日のうちに仲直りすることも重要。

常に一緒にいる同棲では、できるだけ早めに問題を解消しておかないと一層深刻になっていくだけなのです。

平穏な同棲をして、幸せな結婚へ弾みをつけたいですね。

●文/パピマミ編集部
●モデル/福永桃子、藤沢リキヤ

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