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これでもう転ばない! 浴衣美人になれる「階段」でのふるまい方

  • 2017.8.19
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右手で裾を持ち上げるのがポイント

和装で階段を上り下りする際のポイントの1つに、「右手で裾を軽く持ち上げる」ことが挙げられます。この際、あまり裾を持ち上げ過ぎないように気をつけましょう。裾をたくし上げ過ぎると、足首だけでなく、足首の上の素肌まで見えてしまいます。
裾から肌があらわになった姿を見て「色っぽい」と捉える方は残念ながら少数派。逆に「はしたない」という印象を与えてしまう恐れがあり、せっかくの和装も台無しです。はんなり和装美人を目指すなら、そっと添えた右手をほんの少し持ち上げて、美しい所作を心がけましょう。

階段を上る時は、つま先に重心をかけて

階段を上る際は、「つま先に重心をかける」事を意識してみましょう。つま先に重心をかけることでかかとが上がり、素肌が見えにくくなります。浴衣や着物の裾はひらひらとめくり上がりやすいものですが、この方法なら大きくめくれるのを防ぐことが可能です。
裾が大きく広がってしまうと、全体的に大きく着崩れてしまう恐れも出てきます。つま先に重心をしっかりとかけ、かかとを上げる上り方で、着崩れや、裾が大きく広がるのを防ぎましょう。

体を少し斜めにして歩けば、足元が良く見え安心

和装スタイルで階段を上り下りする際、特に階段を下りるときには緊張感が増すものです。それはおそらく、長い裾で足元が見えないことにより、恐怖心が生まれるからでしょう。ロングスカートを履いている時のように、大きく裾を持ち上げるとはだけてしまい、着崩れも心配。
そんな時にはぜひ「少し斜め気味に歩く」ことを意識して見ましょう。ほんの少し気をつけるだけで、足元がぐっと良く見えるようになり、安心して階段を下りる事ができますよ。足を正面に向けて歩くよりも、裾がハタハタとひるがえることも抑えられて良いことづくめです。どうぞお試しください。

花火大会や納涼祭り、夏には浴衣を着てお出かけする機会がグッと増えます。また、着物を着て観劇したりお詣りに行ったりと、女性が和装スタイルでお出かけする姿は自然と人々の注目が集まるものです。そんな時に美しい所作ができれば完璧です!
階段の上り下りの際に限らず、和装の際には普段より小股で、ゆっくり動くように心がけましょう。大きく動くと、着崩れてしまい危険です。あなたも和装スタイルで、スマートに階段を上り下りしてみましょう。
監修:株式会社ハクビ

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