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本当に30代未婚女は終わっているの?

  • 2017.8.17
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よく聞きます。30代未婚女性の人生は終わっていると。

確かにその主張には頷ける部分があります。適正な結婚年齢を過ぎれば出産も高齢でのものとなってしまい、リスクが増加。さらに35歳で第一子を出産すれば、第一子が成人する頃には55歳。その第一子が同じような人生を辿れば、孫を抱く頃には70歳となるのです。これは35歳での出産を軸にしたモデルケースですから、結婚がもう少し先になれば、その分ズレていくことになります。

そのように考えていくと、確かにそうかもしれないと頷けるところはあります。しかし本当にそうなのでしょうか。一つ一つ、現実と向き合ってみましょう。

人間関係の問題は結婚後も付きまとう

結婚には様々な人間関係が絡まってきます。仕事ももちろんそうですし、プライベートや家庭内の事情も含まれます。それらを解決しないままに強行すれば、その問題が結婚後にも響いてしまい、破滅を引き起こしてしまう可能性があります。そうしたことを考慮すれば育児が、孫が、なんてことはただの絵空事となります。上手くいけばいいでしょう。しかし、それは無責任な考えです。なぜなら、結婚する男性もその問題に巻き込んでしまうのですから。

経済的な余裕も必要

経済的な側面も非常に重要です。出産から大学卒業までの子どもを育てる22年間の平均的費用は約1600万円だと言われています。単純に計算すると、1年間に約72万円の出費となります。一か月で考えますと6万円です。それだけならばまだしも、もちろん老後に備えての貯蓄もする必要がありますし、お互いの両親の介護費用だって掛かってしまいます。パートナーと合わせての金額とはいえ、常に経済的に苦しい状況が続くことでしょう。

30代未婚女は「終わってない」

結局のところ、結婚をして不幸になってしまえば意味がありません。無理にしてしまえばそのしわ寄せがどこかに出てきて、それが原因で離婚してしまうことも十分にあります。結婚はタイミングだと言われるのはそれらの問題解決が直接的に関係しています。問題解決ができて、はじめてすんなりとした結婚ができるために、多くの人にタイミングだと言われるのです。

対して、「30代未婚女は終わっている」との見方は、出産の点しか考慮していない偏った意見となります。その間に離婚してしまえば意味のない計算でありますし、人によってはその危険性が極めて高いです。急がば回れ。目の前の現実問題からコツコツと解決していけば、それだけ幸せに近づくこととなるのです。

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