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大人も胸キュン! トキメキがよみがえる、もう一度読みたい少女マンガ

  • 2017.8.16
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少女マンガは恋愛をテーマにした作品が多いですが、大人になったいまでも楽しめるものがたくさんあります。当時の恋愛を思い出して甘酸っぱい気持ちになったり、ピュアな初恋を思い出したりと、子どものころとは違った感覚を味わえるのも魅力です。ママになったいま、もう一度読み返したい作品はありますか?

■恋の行方にドキドキ 忘れられないあの作品
ママたちが「もう一度、読みたい!」と思うのは、子どものころにあこがれた恋愛系のマンガが多いようです。

●『ハチミツとクローバー』 羽海野チカ(白泉社)

・「片思いの切なさにキュンキュンしました。夏休みに帰省したらもう一度読もう!」(29歳・2歳児のママ)
・「学生時代にドラマが放送されて、それから友達にマンガを借りて読みました。絵柄がかわいくて好き」(25歳・4歳児のママ)
●『アオハライド』 咲坂伊緒(集英社)

・「男女のことでケンカしたり、自分の気持ちをうまくいえなかったりする主人公に感情移入していた。いまでもママ友の顔色をうかがってしまうところがあるし、ママにも共感できる要素があると思う」(25歳・2歳児のママ)
●『天使なんかじゃない』 矢沢あい(集英社)

・「姉が読んでいたのを借りていた。高校生の恋愛が大人っぽくてドキドキしたけど、いまだったらかわいらしく見えるのかな?」(35歳・5歳児のママ)
・「不良っぽい見た目だけどやさしい晃にホレました。イマドキはこういう学生が少ないと思うけど、いまの子どもが読んでもおもしろいと思う」(38歳・小学3年生のママ)
●『星の瞳のシルエット』 柊あおい(フェアベル)

・「嫁入り道具として持ってきたほど好きな作品。なかなか結ばれない2人の恋の行方にドキドキしながら読んでいました」(43歳・小学3年生のママ)
・「私も好きな人と同じ高校を目指して勉強したけど、肝心の彼が不合格になってしまい、恋も終わった思い出が…」(39歳・3歳児のママ)
学生時代にハマった思い出の少女マンガは、世代によって異なる様子。昔の作品を読んでおくと、年齢差のあるママ友との会話にも役立ちそうです。

■大人になってからハマった!作品
懐かしい作品だけでなく、ドラマや映画の実写化などを通じて新たな少女マンガにハマったという声も。

●『カノジョは嘘を愛しすぎてる』 青木琴美 (小学館)

・「実写映画をきっかけに読んでみたらハマってしまった。主人公・リコのまっすぐな姿に感動! それ以来、青木さんの作品を少しずつ集めています」(32歳・小学5年生のママ)
●『NANA』 矢沢あい(集英社)

・「矢沢作品が好きだったので、新連載が始まると聞いてチェック。恋愛を邪魔する女たちの描写がリアルすぎる! バンドブーム世代なので、バンドがらみの人間関係もおもしろかった」(42歳・小学6年生のママ)
●『ガラスの仮面』 美内すずえ(白泉社)

・「年上のママ友に薦められて読みました。自分が生まれる前から連載しているし、古臭いかと思ったけどそんなことはない! まだ完結していないので、それまでに全巻読破したいです」(31歳・2歳児のママ)
名作は時代を超えて愛され続けているようですね。ママ友とマンガの貸し借りをしてみると、新たな作品に出合うことができるかもしれません。

■ママになっても少女マンガにハマる理由
少女時代は作中の恋愛模様にあこがれたり、参考にしたりしたものですが、ママになったいまでも少女マンガを読む理由とは?

・「夫には恋愛感情というより家族愛のほうが強くなっているし、だからといって恋するわけにもいかないから、少女マンガでときめきを補給しているのかも。いつまでもキュンキュンする気持ちは忘れたくない!」(42歳・小学6年生のママ)

・「名作は恋愛以外のパートもおもしろいし、小説よりも手軽に読めるのがいい。最近は電子書籍版が増えているから、通勤時間を利用していろいろ楽しんでいる」(35歳・5歳児のママ)

・「好きだから読んでるだけで、とくに理由はなく…。子どもがもう少し大きくなったとき、一緒に楽しめたらいいな」(37歳・小学1年生のママ)
作品として純粋に楽しんでいる人が目立ちました。子どもと感想を語り合えるようになれたらステキですね。

作品を読んでいる間は少女に戻ったような気持ちになれるのも魅力かもしれません。ママだからといって読んではいけない、なんてルールはありません。暑い日は無理に外出せず、涼しい家の中でゆっくり読書を楽しんでみては。
(藤井蒼)

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