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夏は油汚れを落とすチャンス! いまこそ大掃除をするべき理由

  • 2017.8.13
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大掃除といえば年末をイメージするかもしれませんが、じつは夏も最適なシーズンです。なぜなら、温度や湿度、そして水温も高く、汚れが落ちやすいから。いまのうちにしつこい汚れを落としてしまいましょう!

© west_photo - Fotolia.com

■夏は油汚れが落ちやすい季節

この時期にキレイにしておきたいのが、ガス周りをはじめたとしたキッチン。年末に大掃除をしていても、びっくりするほど汚れがたまっているものです。

まずは、換気扇やレンジフードなどの大物に取り掛かります。取り外せるパーツはすべて漬け込み洗いでキレイにしてしまいましょう。布団圧縮袋などの大きくて丈夫な袋を用意し、そこに水道水と中性洗剤を一緒に入れて漬け込むだけでOKです。

洗剤は少量でも効果があります。バケツ1杯の水に対して小さじ1程度でも大丈夫。こびりついた油汚れは、事前にいらない布でふき取るか、カード類でこそげ落としておくと、より汚れが落ちやすくなります。

この袋を庭やベランダに置いておきましょう。水が太陽の熱で温まって汚れが落ちやすくなり、10分程度で汚れが浮き上がってくるでしょう。ブラシなどでこすってみて、まだ落ちないようならさらに10分、漬け込みます。

取り外せないパーツには、先ほどと同じ濃さの洗剤液をキッチンペーパーにひたし、それをペタっと貼りつけておく“湿布スタイル”がおすすめ。スプレー式の洗剤を汚れに塗布して、ラップをしてもOKです。

また、ガンコな油汚れを落とすには、“ドライヤーで熱を与える”という裏技もありますが、夏は室温が高くなっているのでそのような方法はあまり必要がないようです。また、夏は冷水を使わずに済むため、手荒れも防げます。

■カーテンやラグも、まとめてキレイに!

カーテンやラグなどの大きいものは、乾きにくいため洗濯するのもひと苦労。しかし、夏の太陽を利用すれば、厚手のものも乾きやすくなります。梅雨を経てカビっぽくなっていることもあるので、この機会に洗ってしまいましょう。

ただし、何でも家庭で洗えるわけではないので注意が必要です。表示を確認するようにしましょう。

洗ったカーテンはレールに干すのが手軽ですが、部屋が湿気っぽくなったり、窓ガラスや周囲の壁がカビやすくなる原因にも。しっかり脱水されているかを確認しましょう。また、素材によっては陰干しが必要な場合もあるので、そのときは風呂場に干すのがおすすめです。

ラグやマットは外に干せるものが多いので、天気の良い日に洗濯します。

■お風呂掃除は、子どもと一緒に“水遊び”感覚で

お風呂掃除をするときは、子どもにお手伝いをしてもらいましょう。水着や濡れてもいい服に着替えて水浴びがてら行うと、遊び感覚で掃除ができてしまいます。

お手伝いや掃除に興味を持ってもらうためにも、まずはホースやシャワーで水を掛け合い、遊んでしまいましょう。その後、浴槽や風呂桶などを一緒にキレイにしていきます。カビ取り剤などの強い薬品は使わず、子どもでも簡単にできることをお願いするのがいいですね。

掃除が終わったらまた水遊びをして、楽しい印象を残すようにします。最後はきちんと頭や体を拭いて、風邪に注意しましょう。

冬と比べて汚れが落ちやすいため、つい掃除に夢中になってしまうことがありますが、熱がこもりやすく熱中症になる恐れも。適度に休憩と水分をとりつつ、無理をしないように進めていきましょう。
(丸部りぃ)

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