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最高の昼酒! ウワサの河川敷ディープ酒場「たぬきや」

  • 2017.8.13
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「天国にいちばん近い酒場」ってなんだ?

dancyuの酒場特集の表紙にもなった、酒好きの桃源郷といわれる店があると聞き、行ってみたのは稲田堤。…どこだ?という南武線の普通の駅を降り、普通の住宅街を抜けた先は多摩川。明確な住所もない、河川敷にその店はありました。ドーン!

看板もなにもなし。あるのは営業中ののぼりのみ
海の家的トタン屋根のバラック小屋。ここがその聖地「たぬきや」。創業昭和10年、多摩川にまだ渡し船があったときから営業しているという川茶屋。当時は40軒くらいあったらしいのですが、現存するのは今はここのみ。台風でもきたら吹き飛びそうな様子だけど、この長い間飛んでないってことは案外丈夫なのかも。

やきそば、おでん、やきとん。おばあちゃんがひとりで切り盛りしていて(すごい)、お酒はアイスボックスからセルフで持っていくゆるいスタイル。看板犬的なワンコがいたり(常連のおっちゃん達はワンコと仲良し)、どうやらニャンコもいるらしく、そこに散歩に来た別のワンコが混ざったり、家族連れがいたり人も動物も超ほのぼの。そんなのんびりムードの川っぺりのベンチでぼーっと飲むと、うん、確実に極楽!

夕焼けの中での一杯も最高すぎる…
ぼーっとしてるとあっという間に3時間くらい経ってしまい、気づけば夕方。ちょっと飽きたら多摩川に降りたり、芝生に移動してみたり。とにかくとにかく、時間がゆったり。バカンスじゃなくて、夏休みって気分。蚊取り線香が似合う日本の夏感が楽しめる。19時閉店という健全スタイルもよし。最高の昼酒でした。あー、また行きたい(ナベ嬢)。

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