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”毛穴タイプ”別!自分にあった「毛穴掃除法」って?

  • 2017.8.13
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暑い季節は、どうしても毛穴が開きがちです。そんな時に気になるのが毛穴の汚れ。毛穴掃除は、やみくもにやればいいというわけではありません。やり方を間違えると、悩みを解消できないばかりか肌に負担をかけてしまい、毛穴をより目立たせることになってしまいます。そこで、タイプ別の毛穴ケアの方法をご紹介します。

毛穴の汚れ・黒ずみの正体

毛穴の汚れ・黒ずみを何とかしたい一心で、オイルクレンジングでマッサージをしたり、ホットタオルで小鼻を蒸して溶かしだそうとしていませんか?毛穴の汚れ・黒ずみ、すなわち角栓。毛穴に詰まる角栓の主成分を、多くの方が皮脂だと思っているのではないでしょうか?

実は角栓の約70%は、古い角質であるタンパク質なのです。つまり皮脂の汚れは約30%しかありません。ですから、オイルクレンジングでゴシゴシとしつこく擦ったり、ホットタオルで蒸して溶かしだそうとしても、満足な結果は得られません。

むしろ、間違った過剰な毛穴ケアによりお肌の角質層に傷が付いてしまい、摩擦などの刺激から自らを守るため、どんどん角質を作り出し、余計に毛穴が詰まりやすくなってしまうという悪循環に陥ってしまうのです。

不要な角質を生み出してしまう“悪習慣”

間違った過剰なケアに加え、日常生活で無意識に行っている事が、不要な角質を生み出してしまっている“悪習慣”の原因になっていることも。

以下の項目をチェックしてみましょう。

クレンジングや洗顔時に肌をゴシゴシ強く擦っている洗顔ブラシやスクラブ入りの洗顔料・毛穴パックなどを日常的に使用しているクレンジングや洗顔に、それぞれ1分以上時間を掛けている38度以上の熱いお湯で洗顔している保湿ケアをしていない、又は、保湿ケアを怠っている紫外線対策をしていない、又は、紫外線対策を怠っている

いかがでしょうか?

チェック項目が多ければ多いほど、肌に余計な刺激を与えていたり、ダメージを与えていますので、注意が必要です。

角栓毛穴

白く見えている角栓は、実はニキビだったということも少なくありません。しかし黒ずんで見えているのなら、はがれた角質です。はがれたなら、そのまま落ちるんじゃないの?と思いそうですが、この角質は、はがれたまま毛穴の入り口をブロックします。鼻やあごといった脂っぽくなりがちな部分に出来やすいので、皮脂そのもののように思ってしまいますが、実は角質の方が割合としては大きいのです。

角栓を取るための手段として、まず心がけたいのが正しい洗顔です。角栓落としの手段というと、角栓を溶かせるという歌い文句のクレンジング剤などもありますが、そうしたクレンジング剤は、油分を溶かす力があまりにも強すぎて、肌トラブルのリスクがきわめて高いのでおすすめできません。角栓を落とすのは、クレンジング剤よりも洗顔料にまかせましょう。

メラニン毛穴

メラニン毛穴かどうかを判断する方法は2つあります。1つ目は、ざらつかない手触り。そして2つ目は、茶色系の色で毛穴周辺が濃くなっていること。このポイントを見極めることで、メラニン毛穴か角栓毛穴かを判断できます。毛穴に色素沈着が起こり、メラニン毛穴となっている一番の要因は、紫外線によるダメージです。毛穴そのものが黒いというよりは、毛穴周辺が黒く色付いてしまっている、という方が正しいのです。

角栓が詰まっている場合には、刺激にならないように、優しくそしてゆっくりと時間をかけて角栓を除去していくことが大切です。せっかくスキンケアをしても、新たにメラニンを生み出してしまっては、いつまでもいちご鼻は改善しません。メラニン蓄積型の毛穴詰まりを改善するには、紫外線ケアが大切です。

乾燥毛穴

すり鉢毛穴、この名前の由来は角質層のくぼみ方にあります。まさにすり鉢状にくぼんでいる毛穴、これは、表面上は細長く見え、さらに肌もたるんでいるように見えているかと思います。すり鉢毛穴の主な原因は皮脂にあります。

黒ずみ毛穴すり鉢毛穴開き毛穴たるみ毛穴など

端的に言うなら、ほとんどのトラブル毛穴の原因は乾燥です。乾燥対策をしっかりとして、化粧品を保湿力の高いものに替えるだけで、かなり改善されます。(ニキビ跡のクレーターは別です)

クレーター毛穴

クレーター毛穴とは、知っている人も多いと思いますが、ボコボコの凹凸が目立つ肌を指します。ニキビをつぶしたりすると、毛穴は開いた状態をキープしてしまい、最終的にクレーター跡となって残ります。

ニキビ跡のクレーター治療法は、レーザー治療・ケミカルピーリング・FGF治療などがあり、それぞれの治療法の中でも、肌の状態に合わせていくつか種類が分かれています。機械による治療法、薬の種類や濃度によるものなどが様々あります。

自分にあった毛穴掃除法は見つかりましたか?毛穴ケアはやり過ぎないことが大切です。できるだけ、肌にやさしいやり方から試してみてください。

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