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手軽にアジアン気分! スンドゥブ丼とトムカーガイ丼の簡単レシピ

  • 2017.8.10
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こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。

食欲が落ちているとき、時間がないとき、料理する気になれないとき。

わが家で“丼”が登場する日には、そんなマイナス要因がどんよりと溜まっていることが多いようです。

逆に、今日はガッツリと食べるお客さまがくるぞ! という日にも“丼”は大活躍です。

そんなわが家の定番“丼”は、手間も洗い物も少し、材料もシンプルそのもの。

それでも、食べればちゃんとおいしくしっかりヘルシーを目指して工夫した結果、生まれたレシピのうち2つをご紹介します。

●(1)超簡単スンドゥブ丼

キムチと豆腐の二大ヘルシー食材で作る“スンドゥブ丼”は、夏バテ気味の気分と腹具合 にピッタリ。冬にもおいしいけれど、わが家では夏場を中心にたびたび登場します。

基本材料は、「キムチ」「豆腐」とご飯。これだけ。

ここに、アサリのむき身やシーフードミックス、豚肉、鶏肉などを加えればガッツリスタミナ系に、残りものの野菜をジャンジャン入れればダイエット系に変身。

味付けもキムチがほとんどしてくれる ので、必要に応じて粉末ダシや醤油を加える程度の簡単さです。

もちろん作り方も超簡単。全部の材料を鍋に入れ、1人前あたり100ml程度のだし汁を加えてクツクツと煮込むだけ。

肉類を加えるときには、最初にゴマ油でにんにくやしょうがと一緒に軽く炒めてから水分と材料を加えるとよりコクがでます。

今回は豚バラとしめじ、ネギを加えて煮込み、生卵をプラスしていただきました。

温玉をプラスしたり、韓国のりをちぎってのせたり、ちょっと豪華にタレづけカルビを焼いてトッピングしたりしても、とってもおいしいです!

1人分でも10人分でも鍋のサイズと材料の量が変わるだけ。手間はほとんど同じ です。

また、多めに作った残りものを冷やしておいて、冷やしうどんや春雨麺にかけて冷たいスンドゥブ麺にすれば二度楽しめます。

●(2)こってりトムカーガイ丼

タイ料理は必要なスパイス類の入手が難しく、なかなか自宅で簡単に……とはいかなかったのですが、最近はタイ系インスタントが出回るようになり、手軽においしいタイ料理を楽しめるようになりました。

ここでご紹介するトムカーガイ丼もそんなインスタントを応用 して、ご飯と一緒に食べる丼ものです。

材料は、「トムヤムクンの素」「ココナッツミルク」とご飯だけ。ここに鶏肉、きのこ(今回はエリンギ)、たけのこ(水煮)、オクラなどをプラスします。

作り方は、まずトムヤムスープを作ります。

わが家ではタイや専門店で購入した固形スープの素を使うこともあれば、缶詰の完成品を使うこともありますが、今回はトムヤムインスタント麺の粉末スープを使用しました。

鍋に加える水の量を控えめにして濃いスープを作り、そこに鶏肉や野菜を投入してひと煮立ちさせたら、ココナッツミルクを適量プラスします。

わが家では1人当たりスープの素を1袋、水は100ml程度、ココナッツミルクは100ml程度。これでかなり濃厚なトムカーガイスープが出来上がります。

ご飯にかけるときには、丼にしたり、今回の画像のようにカレー風に横乗せにしたり。

仕上げにはお好みでパクチーをのせ 、ライムかレモンを絞ればタイトムカーガイ丼が完成。残ったインスタント麺は夏の鍋のシメ用に回しています。

●まとめとして

韓国の健康と美肌の素とも言われるキムチと豆腐の黄金ペアに、いろいろな食材をマッチングさせるスンドゥブ丼。

タイの独特の辛さやスパイスの風味をココナッツミルクでマイルドに変身させるトムカーガイ丼。

どちらも出身は外国ですが、強いクセを押さえた日本人好みの味 に仕上がります。

ちょっと食欲が落ちているとき、簡単にガッツリと食べたいときなどの奥の手としてお試しください。

まずはレシピ通りで定番丼に仲間入りさせたなら、次は具やトッピングを工夫して、いろんな自己流アレンジを楽しんでみてくださいね。

●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)

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