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仕事疲れから結婚に向かう女性たちは幸せになれるのか?

  • 2017.8.5
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「寿退社」に憧れを持つ女性も多いのではないでしょうか。つらい人間関係、終わりの見えない仕事の山、今夜も残業…。結婚して幸せな上に、仕事から抜け出せるなんて夢のようと思ってしまうのも無理ありません。

しかし、専業主婦にとらわれすぎてしまうと、肝心の婚活がうまくいかない可能性もあります。本当に専業主婦を目指す選択が正しいのでしょうか?もう一度よく考えてみましょう。

結婚すると、収入も2倍、支出も2倍

仕事ってしんどいですよね。未婚女性は共働きの既婚女性に対してこう思ったことはありませんか?

「あなたは旦那の給料があるから、いつでも仕事を辞められるでしょ」

はたして、そうなのでしょうか?

結婚すれば、2人で住むための部屋に引っ越し、家賃が上がります。食費にごはんの量、洗濯物の量、保険の金額…すべて2倍です。子どもが産まれたときのために貯金も必要です。ひとりの時よりもふたりの時の方が出ていくものも多いのです。

「安心感」は、生活が成り立たなくなるリスクと裏腹

確かに結婚すれば、自分はひとりではないという安心感が生まれます。しかし、それが生活の安心感かといわれると、少し違います。

例えば、夫の給料が25万、自分の給料が18万で、支出が30万としましょう。普段ならば、毎月13万円の貯金ができます。何事もなければ、自分の給料が毎月5万円でも生活していけます。しかし、どちらかの身になにかあればどうなるでしょう。自分の身であれば、毎月5万の赤字。夫の身であれば、毎月12万の赤字になります。

共同生活は、突然生活が成り立たなくなるリスクでもあるのです。

「専業主婦希望」は婚活では不人気

もちろん、専業主婦への夢を持って婚活をはじめること自体は悪いことではありません。

ただ、30代男性の平均的な年収は400万~500万。専業主婦になるならば夫の年収は最低でも800万ほどは欲しいところですが、そんな男性は全体の5%ほどしかいません。

専業主婦になること第一で婚活をはじめてしまうと、条件に合う男性が限られ、出会いのチャンスが少なくなってしまう恐れがあることを覚えておきましょう。

結婚後も正社員でいた方が得 

専業主婦は難しくでも、パートなら夫側がOKしてくれる可能性は高いでしょう。収入がなくなるわけではないですし、その時間を家事にあてられます。

しかし、続けていられる限りは、今の職場で正職員として働いた方がよいです。正社員の方が給料が高いですし、産休や育休などの福利厚生も手厚いです。ただ正社員として働く場合は、どちらかに負担がかかり過ぎないように夫婦間で家事分担の認識を合わせておくことです。今の仕事を辞めることは簡単ですが、辞めるにしても、時期はよく考えるべきです。

婚活する前に就活してみる

一時的に仕事が嫌になっているだけか?それとも、もうこの仕事は続けられないと考えているのか?という問題もあります。もし、結婚後も出産後も正社員で働き続けようと思うのであれば、今の仕事は今後も働きたいと思える仕事でなければなりません。

一時的に疲れがたまっている状態であれば、思い切って休暇を取ってみるなどしてリフレッシュすればまた頑張れるかもしれません。しかしそうではない場合、長く勤めたいと思える仕事をもう一度探すのもひとつの手です。

将来を考えて専業主婦になろう

結婚を考えるきっかけは人それぞれです。しかし、専業主婦になるには、未来の夫との合意が必要です。今、必要なのは就活でしょうか?婚活でしょうか?もう一度、考えてみることです。

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