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こんなハズじゃなかった!? 物件をリノベーションするメリットデメリット

  • 2017.8.5
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一戸建てを買うのがステータスとなっていた時代は過ぎ、最近では中古物件をリノベーションする人が増えています。

壊れた部分や老朽化しているところを直すリフォームと違い、既存の物件にプラスの価値を生み出すために行われるリノベーションは、より住む人の希望に沿った形を実現することが可能です。

しかし、よく知らないまま進めてしまうと思わぬデメリットに悩まされることも。

今回は、物件のリノベーションをする際に知っておきたいメリットとデメリットをご紹介します。

●リノベーションのメリット

●(1)好みの部屋にできる

『完全に自分の理想通りの部屋を探すのって難しいですよね。ここは良いけどあそこがダメとか。それなら全部をリノベーションして完璧な家にする方が絶対に満足度の高いものになると思います。大きな買い物ですし、少しも妥協したくないですからね』(40代女性/事務)

既存の新築物件では、万人受けするようなデザインの部屋になっていることが多く、デザイン性の高いものは少ない傾向にあります。

しかし、こだわりが強ければそれでは満足できないということも多いはず。

そんなときにリノベーションすれば、間取りからインテリアなど、あらゆる面で希望に近づける ことができます。

また立地についても、新築マンションを探すより中古物件を探す方が数が多く、希望のエリアに住めるということもあるでしょう。

●(2)新築より費用が抑えられる

『住むところにはこだわりが強い夫婦だったため、お互いの希望をすべて叶えようとすると新築には手が届きませんでした。リノベーションなら費用が抑えられるし、満足できる住空間が手に入ると思います』(30代女性/販売)

新築物件とリノベーションを比較すると、同じ条件の場合、2〜3割ほど安く、時には5割ほど安く購入できることもあります。

「新築じゃないとイヤ」という人もいるかと思いますが、リノベーションで費用を抑えることで家具などにお金をかけて贅沢な住空間にする ことも可能です。

●(3)資産価値のアップ

『空き家になっていた物件があったのですが、おしゃれにリノベーションしたことで買い手がつきました。放置していたらどんどん資産価値は下がっていくだけですからね』(50代男性/不動産)

これは住む人ではなく、物件の持ち主側のメリットです。

リノベーションすることで付加価値があがり、賃貸であれば家賃のアップ が期待できたり、売る場合にも売却価格のアップが見込めたりするでしょう。

●リノベーションのデメリット

●(1)住み始めるまでに時間がかかる

『リノベーションの打ち合わせに思ったより時間がかかり、考えていた住み始めの時期を大幅に超えてしまいました。譲歩できずにムダに時間がかかった部分もあるので、余裕を持ってスケジュールを立てた方がいいと思います』(30代女性/編集)

新築マンションはもちろん、中古住宅にそのまま住むという場合には、受け渡しを行うことで比較的早く住み始めることができますが、リノベーションではさまざまな作業が発生します。

業者との打ち合わせに加え、建物の検査や工事期間を考えると、完成までに多大な時間を要することもあるでしょう。

しかし、完成を急ぐあまり打ち合わせがおざなりになってしまっては本末転倒。余裕のあるスケジュール を立てておくことが大切です。

●(2)想定した金額より高くなりがち

『頼む前にしっかりと見積もりをとり、納得したうえでリノベーションしたのですが、追加の作業が発生して思ったより高額になってしまいました。途中でやめるわけにもいかないし、あらかじめ予算は多めに考えておいたほうがいいですね』(30代男性/アパレル)

工事前に見積もりをとっておいても、追加の作業が発生することは珍しくありません。

「手をつけてみたら追加の工事が必要になった」というのはもちろん、「壁紙を変更したい」「キッチンに食洗機を追加したい」などこちらの希望が二転三転すること もあるはず。

スケジュールと予算は余裕を持って準備しておくことが鉄則です。

●(3)ローンの金利が高くなることがある

『リノベーションの費用もかなり高額ですが、住宅ローンが使えなくて困りました。意外と金利が高くて、もっときちんと調べておくべきでしたね』(30代女性/主婦)

リノベーションでローンを組む場合、住宅ローンは適用されず、リフォームとしてのローンしか使えないということがあります。

リフォームローンは住宅ローンと比べて金利が高くなる 傾向にあり、しっかりと資金の計画をしておく必要があるでしょう。

ただし、“リノベーション済み物件”の購入であれば、住宅ローンを使うことができます。

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いかがでしたか?

大きな買い物となるだけに、後悔しないような選択をしたいですね。

メリットを活かし、デメリットを受けないような計画を立てれば、満足いくリノベーションが実現できるはず。

ひとつずつ不安を消していくことがリノベーション成功の秘訣です。

●文/パピマミ編集部
●モデル/倉本麻貴(和くん)

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