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学校から持ち帰った朝顔が枯れてしまう! 旅行のとき水やりはどうする?

  • 2017.8.5
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夏休みになると、授業で育てている朝顔やホウセンカなどの植物やトマトなどの野菜を、自宅に持ち帰らせる学校が多いようです。そして夏休みの宿題として、植物の観察記録が含まれることも。

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でも夏休みは、旅行、帰省など予定も多く入る時期。そうすると、水やりができないときも出てしまい、「放って置いたら枯れてしまうのでは」と心配になりますよね。そこで植物の水やりの賢い対策をご紹介します。普段、家庭で育てているお花にも有効のワザですので、ぜひ旅行の際などに利用してみてください。

■手軽なお役立ちグッズを活用
数日間の旅行や帰省なら、ペットボトルに取り付けて使う自動水やり器が便利です。小さな三角形のグッズで、100円ショップやホームセンターなどで購入できます。

この水やり器。水を入れたペットボトルの口にとりつけて土にさしておくと、先端から少しずつ水がしみ出して給水をしてくれます。とくに鉢が小さい場合は、土にさすときに植物の根を傷つけないように注意しましょう。

2~3日の旅行なら給水可能ですが、日当たりのよい場所の場合には、1日で水がなくなってしまうことも。留守にする前に、鉢を日陰に移動しておくなどの工夫も必要です。また家にいるときに一度、どれくらいで水がなくなってしまうかも確認しておくと安心ですね。

■ペットボトルやバケツで、お手製“自動水やり装置”

©poko42 - Fotolia.com

家をあける期間が3日以上になると、ペットボトルの水やり器では給水が追いつきません。そんなときは、ヒモやボロ布を使ってお手製の“自動水やり装置”を作りましょう。
<用意するもの>
・手芸用のロープ(細長く切った布やガーゼでもOK)
・2Lのペットボトル

<作り方>
1、ペットボトルに水を入れ、ヒモなどの先端をその中につける
2、もう片方の先端は土の中に埋めるように固定する
これで、水がヒモをつたって少しずつ給水できます。
このとき気をつけるのが、ペットボトルの位置が鉢よりも高くなるように置くこと。難しい場合は台などを使って調整してください。

ペットボトルの代わりにバケツを使えば、さらに多くの水を用意しておくことができ、1週間くらいはもつはず。この場合も事前に鉢を日陰に移すのを忘れずに。さらに、ビニールホースの中にヒモを通し、両端だけ出すようにすると、給水の途中で水が蒸発するのを防ぐことができますよ。

■観察記録の宿題で失敗しないために

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夏休み中は持ち帰った植物を育てるだけではなく、その観察記録を宿題として提出しなければいけないことも。最近では、夏休み中毎日記録するのではなく、任意の数日間だけ観察すればよいというケースが多いようです。

観察記録では、植物の様子を絵に描いたり、大きさをはかったりします。なかには「植物が成長して花や実をつけてから記録をつけたい」と考える子も多いはず。

でも、夏休み後半まで植物の成長を待っていると、記録をつける前に枯らしてしまうリスクも。筆者の周りでも、「まだ観察の宿題がすんでいないのに、旅行から帰ってきたら植物が枯れてしまっていた」という失敗談が聞かれます。

万が一のことを考え、宿題分の観察記録は、旅行や帰省の前にすませておく方がベター。もし「花や実をつけてから記録をつけたい」という場合は、提出用の用紙をコピーしておくとよいでしょう。

植物を育てる経験は、子どもの心も豊かにしてくれるはず。留守中でもしっかり水やりできるように、サポートしてあげたいですね。
(かとうともみ)

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