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星野源が“サイコーにダメな男”に! 「新ドラマ」の見所は?

  • 2017.8.3
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星野源が“サイコーにダメな男”に! 「新ドラマ」の見所は?

この夏、WOWOWの『連続ドラマW プラージュ ~訳ありばかりのシェアハウス~』で初主演する星野さん。個性あふれるキャストとともに繰り広げる物語。一足お先に内容を少しご紹介。

俳優・星野源史上、サイコーにダメな男を演じる。

気は弱いが誠実な青年を演じることが多かった星野さんだけれど、「これまでやってきた役のなかで最もだらしなくて最初は好きになれなかった(笑)」と告白。
旅行代理店に勤める32歳の吉村貴生(星野源)は、仕事もパッとせず好きな女子にもフラれ、憂さ晴らしに出た先でつい罪を犯してしまう。罪の自覚がまるでないところが、かなりダメ。そんな貴生がシェアハウス「プラージュ」に出合い、どう変化していくか? 星野さんは3話くらいから貴生が好きになっていったそうです。

厄介モノたちが集うシェアハウス「プラージュ」の住人に個性派キャストが集合。

執行猶予中の貴生は、家を借りることもできない。唯一受け入れてもらえたのが、朝田潤子(石田ゆり子)が経営するシェアハウス「プラージュ」。貴生は入居し、併設するカフェで働くことに。この住民が個性豊か。
「キャストのみなさんのやりとりを見るだけでも楽しかった」と語る星野さん。再審公判中の加藤友樹を、ドラマ初出演のスガ シカオさんが演じるのも見もの。これまでドラマのオファーは全て断っていたが、デビュー20周年で新しいことをたいというのと「源ちゃんと石田ゆり子さんをよく知っていたから」というのが受けた理由だとか。

不寛容な時代に人を許せるかが大きなテーマ。

犯罪者とそうでない者の間に明確な境はなく、いつ誰がそのラインを越えてしまうかわからない。「プラージュに住む人たちは、好きなことをすることさえ許されないんですよね」としみじみとつぶやく星野さん。正義をふりかざし、社会全体が罪人を裁く不寛容な現代。レールを外れた人の起死回生の機会は? コミカルな場面を交えつつ、他者を尊重し、受け入れていこうとする姿を描いたドラマ。プラージュの住人たちは、私たちのすぐ隣にいる人なのかも。
連続ドラマW プラージュ~訳ありばかりのシェアハウス~ 原作/誉田哲也(『プラージュ』幻冬舎文庫) 監督/吉田康弘 出演/星野源、石田ゆり子ほか。8月12日よりWOWOWにて毎週土曜夜10時(全5話)放送。*第1話は無料放送。新規加入、追加契約した方にはオリジナルグッズも。
ほしの・げん 1981年1月28日生まれ。『連続ドラマW プラージュ ~訳ありばかりのシェアハウス~』に出演。シングル『Family Song』(ビクター)が8/16発売。
※『anan』2017年8月9日号より。写真・伊藤彰紀(aosora) スタイリスト・TEPPEI ヘア&メイク・高草木 剛(VANITES) 取材、文・黒瀬朋子
(by anan編集部)

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