フルーツが宝石のよう！ パリのホテルの魅惑的なスイーツ。

才能あふれる若手の登場でパリはいま、空前のパティスリーブーム！ ル・ムーリスで提供される、まるで宝石のように美しいスイーツの数々は、世界中のスイーツ好きを虜にする。

フィンガーサンドイッチ、スコーン、ミニパティスリーに飲み物が付く。「Dali’s Tea Time」50ユーロ

アラ・スタルクが天井の緞帳を手がけるル・ムーリスのドラマティックなレストラン。スターシェフ、セドリック・グロレが手がけるパティスリーは、オートクチュールそのものだ。レモンや青リンゴなど、季節のフルーツを模したデザートも注目だ。

チョコレートの殻から、ブラックレモン風味のクリーム、レモンのピュレが現れる。「Black Lemon」18ユーロ

左：ピスタチオクリーム入り。「Pistachio Paris-Brest」右上：ノンシュガーの洋梨のピュレをとじ込めたエクレア。クレープ生地をのせて。「Pear Éclair」右下：タヒチ産とマダガスカル産、2種のバニラをテーマにしたサントノレ。「VanillaSaint-Honoré」すべて18ユーロ

セドリック・グロレ Cédric Grolet
1985年、ローヌ・アルプ地方生まれ。オーベルニュ地方の最高見習いパティシエを受賞。2005年にフォションへ入社。11年、ル・ムーリスへ。12年にシェフパティシエに就任した。