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全てがハイセンス! ヨーロッパの”おもちゃ”に囲まれる展示会

  • 2017.7.27
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優れた玩具で遊んでほしいという願い

目黒区美術館は、1987年に開館して以来30年の間、国内外の質の良い木製玩具を収集してきました。「子どもたちには優良な玩具を身近に感じ遊んでほしい」という願いから今回の展示会を開催。
スイスの有名玩具メーカーの創業者が残した、「子どもはおもちゃを通して、世界を知っていく」をテーマにしています。木の魅力を堪能できるワークショップも開催予定です。

「みる・遊ぶ・知る」の視点から北欧の玩具を紹介

7月8日(土)から9月3日(日)まで開催されている展示会「ヨーロッパの木の玩具-ドイツ・スイス、北欧を中心に」。本展示会は主に、三つの視点から玩具を紹介するユニークなスタイルです。北欧の木で出来た玩具を「みる・遊ぶ・知る」の視点から楽しめます。
「みる」では、数百点ある木製玩具のコレクションを展示し、積み木やパズルを見ながら遊びの想像力を膨らませます。「遊ぶ」では、実際の木製玩具に触って遊ぶことができます。「知る」では、ドイツで伝統玩具を作っているアーティストが来日し、日本で初めて作品作りを実演します。

木製ろくろで作る玩具の精巧さに大人も夢中!

展示会の開催中に、ドイツのエルツ地方で玩具を作っているクリスチアン・ヴェルナー氏が来日します。エルツ地方で作られている玩具は「ライフェンドレーエン」という木製ろくろが使われます。これは世界でも珍しい技術で、ヴェルナー氏はその技術を習得した数少ないアーティストです。
その木製ろくろで作られた動物のおもちゃは精巧で、見る人を夢中にさせます。ヴェルナー氏のワークショップと公開制作と共に、「キャンドル立て 動物たち」という展示作品にも注目です。

プレイルームで木の玩具の魅力に触れる

展示会ではプレイルームが併設されており、目黒区美術館がコレクションした木の玩具に触れて遊ぶことができます。鮮やかな色付けがされた積み木や、動物の形をしたパズルなど、子どもだけではなく大人も楽しめる玩具が揃っています。
また、美術館で人気のスイスの玩具メーカー、ネフ社の玩具も遊ぶことも可能。木の玩具ならではのぬくもりを感じられ、魅力を発見できるプレイルームで、楽しい時間を過ごしてみませんか?

展示会に関連したワークショップも開催予定

今回の展示会に合わせ、目黒区美術館では子どもの夏休みの期間中に様々なワークショップを企画しています。手のひら位の大きさの木を磨いて木目を浮かび上がらせるなどの、子どもも大人も木の魅力を感じて楽しめる企画が予定されています。木の玩具を収集し続ける目黒区美術館ならではの、木に焦点をあてたワークショップは他ではなかなかできない体験です。
目黒区美術館は、JR目黒駅から約10分、東急東横線の中目黒駅からは約20分ほどのところにあります。周辺は緑が豊かで、地元の人の憩いの場にもなっています。木の質感や魅了を存分に堪能できる展示会に、是非足を運んでみてください。

イベント情報

・イベント名:ヨーロッパの木の玩具(おもちゃ)―ドイツ・スイス、北欧を中心に
・催行期間:2017年07月08日 〜 2017年09月03日
・住所:東京都目黒区目黒2-4-36
・電話番号:03-3714-1201

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