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世界最大級の広告賞「カンヌ2014」にみる、世界で最も話題になった“英・百貨店のクリスマスキャンペーン”

  • 2014.12.26
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今年もさまざまなファッションブランドによるクリスマスキャンペーンが続々とリリースされています。

世界最大級の広告賞「カンヌライオンズ 2014(正式名称:カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル)」でプロモ、プレス、フィルム、チタニウム&インテグレーテッド計4部門のグランプリを獲得し、話題になったクリスマスキャンペーンをご紹介します。

イギリスの高級百貨店「Harvey Nichols(ハーヴェイ・ニコルズ)」が2013年に実施したクリスマスキャンペーン「Sorry, I Spent It On Myself(ごめん、自分に使っちゃった)」です。これは、自分の買い物にお金を使い過ぎてしまった人のための超低予算ギフトを厳選したスペシャルコレクションというユニークなアイデアで、CMでは"純正金タワシ""天然木使用のつま楊枝セット"など予想外の"しょぼい"クリスマスギフトに、プレゼントされた家族や恋人は「これがプレゼントなの!?」という愕然とするリアクションをするという演出で視聴者の笑いを誘います。

店頭やネットで実際に販売し、発売3日間で計2万6000点が完売するほど反響を呼んだというこのキャンペーン。ストレートなギフト訴求になりがちな正統派のクリスマスキャンペーンではなく、日本でもこうしたユニークな切り口でクリスマスキャンペーンを仕掛けることができれば、WEBやSNSを中心に話題を集めやすいかもしれません。

・A Harvey Nichols Christmas 2013「Sorry, I Spent It On Myself」


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