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とろけるクリーミーな食感!「塩豆腐とトマトのブルスケッタ」【今日の時短ごはん Vol.14】

  • 2017.7.15
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こんにちは。料理研究家の越野美樹です。蒸し暑くなってきて、冷蔵庫でキンキンに冷えたものが食べたくなる季節となりましたね。今回は、豆腐に塩をまぶしてなじませるだけでクリーミーな食感になる、塩豆腐をご紹介します。

冷やしたトマトと一緒に盛りつければカプレーゼ風に!パンにのせればブルスケッタとしても楽しく食べられます。

■塩をまぶすだけで、豆腐がクリーミーな一品に変身!

豆腐は、大豆をゆでてつぶし、おからをとりのぞいた豆乳ににがりを入れてかためたもの。水分の多い豆腐には体を冷やす性質があり、昔は熱が出た時に豆腐をガーゼに包んでおでこにのせて利用していました。

© KPS - Fotolia.com

暑い日に、冷奴の喉越しは大人には最高ですが、豆腐のおかずは子どもには人気がないですよね。そんなとき、豆腐に塩をまぶして冷蔵庫で冷やしておくと、あら不思議! 程よく豆腐の水分が抜けて、クリーミーなとろける食感になるのです。その味わいは、まるでモッツアレラチーズのよう。これなら豆腐が苦手なお子さんも、きっと満足して食べてくれますよ。

作り方も簡単で、豆腐の表面全体に塩をまぶし、冷蔵庫に置いておくだけ。豆腐を買ってきたらすぐに塩をまぶしておけば、翌朝すぐに使えるお助け食材になります。

■「塩豆腐とトマトのブルスケッタ」の作り方
調理時間 10分

レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹

【材料】4人分
豆腐 1丁
塩 小さじ1
トマト 1個
ミント お好みで適量
パン 適量
オリーブオイル 適量

今回はフランスパンを使いましたが、トーストした食パンにのせたり、ベーグルでサンドウィッチにアレンジも可能です。

【作り方】
1、豆腐の表面に塩をまんべんなくまぶし、キッチンペーパーで包んでザルに入れ、冷蔵庫で一晩おいておく。

2、トマトは横に薄くスライスする。

3、1の豆腐を、薄くスライスする。

4、パンに2、3をのせてオリーブオイルとミントを加える。

絹豆腐ならクリーミーな食感、木綿豆腐はしっかりした食感が楽しめます。豆腐が苦手なお子さんも、ブルスケッタなら次々と手が伸びるはず! ピザ生地の上に乗せて焼くのもオススメですよ。

■塩豆腐でカプレーゼ風どんぶり

程よく水分が抜けて塩気が効いた塩豆腐は、パンだけでなく、ご飯にもあいます。今回は、焼いてほぐしたシャケと、どんぶり仕立てにしてみました。

塩豆腐があれば、トマトをスライスしてシャケを焼くだけで、一品完結どんぶりが作れます。

■「塩豆腐」のアレンジ料理9選

塩豆腐は、他の素材の味を邪魔しないので、さまざまなお料理にアレンジ可能です。

・お野菜たっぷり、チーズ風のサラダとして

© gkrphoto - Fotolia.com

・冷製パスタに

・クレープやトルティーヤでラップサンドに

© 3532studio - Fotolia.com

・オリーブオイルとペーストにしてオーブンで焼いてグラタン風に

・串に刺してピンチョスに

・プライパンで炒めてそぼろに

・ハンバーガーのお肉がわりに

・白和えに

・揚げ出し豆腐や自家製がんもどきに

水分が抜けているから、冷奴としてそのまま食べても味がぎゅっと凝縮して濃厚です。

塩豆腐のアレンジ、いろいろ試してみてくださいね。
(越野 美樹)

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